東京タラレバ娘 シーズン2 2巻(感想レビュー)
東京タラレバ娘 シーズン2 2巻が2月13日に発売されたので読みました。
主人公・令奈が「婚活する!」と宣言したことにより、
両親から婚活費10万円を支給してもらえることになります。
娘の本気に応えてくれるって親のありがたさよ。
さっそくお試しデートに挑戦するんですが、令奈は自分の会話スキルの低さに打ちのめされます。
令奈のように会話が思うように弾まない人は会話術の本を読めば解決できると思うんですよね。
恋愛に特化したものではなくて、営業トークみたいな会話術のセオリーを学んだ方が質問力のスキルはあがると思います。
会話の広げ方が上手くなるはず。
そして令奈が胸キュンしちゃう男性が現れるんですが、
これが結婚から遠そうなタイプ。
なのに、デート先の居酒屋で、
「せーので一番好きなおでんの具言ってそれが一緒だったら結婚しようか」
とか言われちゃう。
「せーの」
ひとつに絞れるか~!(私の心)
ふと思い出したのが映画『ナタリー』の冒頭シーン。
主人公・ナタリーがカフェに入って来て、
(もし彼女が、、、を注文したら声を掛けよう)
と心の中で決める男性がいて、後に彼はナタリーの夫となる。
フィーリングが合う、と言うのか、すべてをひっくるめてタイミングが合うのは恋愛では大事かもしれない。
それを「運命」だと思い込むこともあるでしょうし。
令奈の婚活が現実離れしていてついていけないところもありますが、勢いがあってパワーがみなぎっている作風がさすが東村アキコ先生の作品だと感じます。