『メン・イン・ブラック : インターナショナル』SFアクション映画(感想レビュー)
画像参照 Men in Black: International (2019) - IMDb
映画『メン・イン・ブラック : インターナショナル』を見たんですが、クリス・ヘムズワースとテッサ・トンプソンって映画『マイティ・ソー』コンビじゃん!
メン・イン・ブラックのシリーズ4作目。
スピンオフ作品でシリーズを知らなくても理解できる独立した作品です。
あらすじ
「メン・イン・ブラック」とはアメリカでの都市伝説で、UFOや宇宙人の目撃者、遭遇者のもとに現れて脅迫的な圧力をかけるとされる黒づくめの衣装の男たちのことです。
幼い頃から メン・イン・ブラックになることを夢見たM(テッサ・トンプソン)は大人になり、 メン・イン・ブラックの見習いとしてロンドン支局へ。
イケメン先輩エージェントH(クリス・ヘムズワース)に出会い、一緒に任務に就くことを希望します。
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監督 が『ワイルド・スピード ICE BREAK 』『ミニミニ大作戦 』のF・ゲイリー・グレイと知って、カーアクションが多いのに納得。
製作のウォルター・F・パークス(メン・イン・ブラック 3も担当)とモメて監督を降板寸前だったそうな。
だからでしょうか、面白味に欠けた映画に感じました。
クリス・ヘムズワースはコメディーに挑戦してるけど残念ながら面白くはない。
テッサ・トンプソンとのコンビにも面白味が感じられませんでした。
なんだかやっぱり違和感があって、現代の流行りをキャスティングしただけ、という薄っぺらい感じに見えてしまいました。
改めて『メン・イン・ブラック 』(1997年)を見たけど、断然面白かったです。
ジョージアのCMで宇宙人やってるトミーリージョーンズが出てます。
ひょうきんなウィル・スミスと仏頂面のトミーリージョーンズのコンビがすごくいい。
これこそSFアクション・コメディ映画です。
虫が気持ち悪かったけど(それで見てなかったことを見た後で思いだした)
メン・イン・ブラック 2のほうが1よりもB級映画の癖が弱くて見やすかったです。
2も面白かったです。
メン・イン・ブラック 3はタイムトラベルもので、評論家の評価も高く、レビューもすごく高評価でシリーズの中で最も興行成績がいいんですが、私の好みではありませんでした。
この映画の見どころは、リーアム・ニーソンが出演してるところでしょう!
この映画の製作総指揮はスティーヴン・スピルバーグで、リーアム・ニーソンと仲がいいんです。
リーアム・ニーソンがんばってたなぁ。
エマ・トンプソンも存在感があります。
ザ・ツインズ よかった!
ザ・ツインズは双子ダンサーで、ビヨンセなどのPVにも出演している有名プロダンサーです。
息の合った動きがエイリアンに相応しく、見ごたえがありました。
かっこいい!手足が長い!
『メン・イン・ブラック』1997年から登場しているエイリアンもちゃんと出演してます。
『メン・イン・ブラック : インターナショナル』は、たくさんエイリアンが出てくるけど、通りすがり程度にしか見れないので、あー、もっとエイリアンを見せてくれ~!と不満を覚えました。
『メン・イン・ブラック』では頭を撃ったら、すぐににょきにょきっと生えてくるエイリアンとか、人間の皮を被るエイリアンとか、人が想像するベタなエイリアン像がコミカルに表現されてて面白かったんです。
『メン・イン・ブラック』は精巧につくられたB級映画なところが良かったと思います。
そういう遊びが『メン・イン・ブラック : インターナショナル』には無かったように感じました。
B級映画と言えば、久しぶりに『ビルとテッドの大冒険』の「I'm Ted」「I’m Bill」って言うセリフを見直したいなと思ったんですが、HuluやNetflixに無いんですよね。
主演はキアヌ・リーヴス。若い!
もしかして動画が転がってる?と調べたら、なーんと2019年3月にふたりが出演してる動画が!(大笑)
ショートムービーでいいので作ってくれたらうれしい。