本当にあった悪魔祓いを映画化した『ポゼッション』
ホラーの巨匠・ サム・ライミ が製作に携わっています。
父親・クライド役をジェフリー・ディーン・モーガンが演じてて、もう、これだけで「ちょっと見てやってーーー!」と思うくらい!
海外テレビドラマ『ウォーキングデッド』のニーガン・ファンにおすすめです。
あらすじ
老女がアンティークの木箱によって瀕死の重傷を受ける。
そんな老女宅のガレージセールで木箱をまんまと買ってしまう娘・エミリー。
エミリーの様子がどんどんおかしくなっていくのを見て、父・クライドは「木箱が怪しい」と疑いはじめる。
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ガレージセールで購入した木箱に悪魔がもれなくついており、悪魔は純粋を好むので、幼い子供をターゲットにします。
お口いっぱいに食べ物を含んだり、ギロリと睨んだり、エミリーの演技がとても良くて迫力がありました。
ところでこの実話、どこからどこまで本当なのか?
2004年7月25日のロサンゼルス・タイムズ紙に「大手オークションサイトに、所有者に厄災をもたらす“呪いのアイテム”が出品されていた」という記事をヒントにサムライミが膨らませた物語のようです。
実話って『木箱』だけ!?
どうりで!アレが本当だったら大ニュースです。エンターテインメント性が高いと思いました。
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娘がおかしくなって、クライドは心配するんですが冷静過ぎないか!?
と思ったんですが、そうだ!クライドはバスケットコーチ。
他のコーチから後任に指名されるほど優秀な人。
そんな人なら状況を冷静に分析できるんだと思います。
クライドのリッチな暮らしっぷりが気になって調べたら、アメリカで一番の高給取りな公務員は、大学のバスケットボールチームの監督だとブログで書いてる方がいました。
年収は数億円だとか!
公務員で数億円ってありえるの!?
確かにクライドはガレージセールで値切らなかったんですよね。。。(よく映画では値切るシーンがあるんです・笑)
そこへ飛び込んできた「ナイキシューズが試合中に崩壊、花形選手負傷 米大学」のニュース。
画像参照:ナイキシューズが試合中に崩壊、花形選手負傷 米大学バスケ(AFP=時事) - Yahoo!ニュース
デューク大学(Duke University)のフォワード、ザイオン・ウィリアムソン(Zion Williamson)選手(18)は、20日夜のノースカロライナ大学(University of North Carolina)との試合で試合開始後わずか36秒で負傷
ウィリアムソン選手は今年6月に行われる米プロバスケットボール(NBA)のドラフトで1位指名を受けると見込まれている。
あぁ!大学のバスケってアメリカではNBA選手を育ててるってことですもんね。
アメリカではクライドの職業からどんな人物でどんな生活レベルかわかると思うんですが、日本ではなじみが無いので理解が難しいと思います。
クライドかっこよすぎます!
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この映画で特徴的なのが、ユダヤ教での除霊。
ユダヤ教で除霊するのは珍しいのではないでしょうか。
ネタバレになりますが、、、
除霊は病院で行います。
「邪魔されない部屋へ行かないと」ということで、夜は使われてない理学療法室(リハビリ室)に向かいます。
クライドがバスケットボールのコーチだから知ってるんでしょうね。
過去にケガをした選手を連れてきたことがあるのだと思います。
(ピンッと閃かないと、なぜ病院に詳しいのか不思議に思うはず)
そのあたりの物語の流れがよくできているのも流石、サム・ライミと思いました。
この映画では、悪霊の名前を呼んで小箱に再び封印するというエクソシストで、
除霊師が「こんな簡単にできるなんておかしい!」と言って悪霊の名前を叫ぶんです。
それがコント!?と思うような演出で、ここはちょっと笑いそうになりました。
元妻の彼(歯科医)の歯がごっそり抜けて、あの後、彼はどうなったのー!?とめちゃくちゃ気になりました。
でも歯医者さんなので後でインプラントでも入れたと思います。
悪い人でもないし可哀想だなと思うんですが、エミリーはお父さんとお母さんに元サヤに戻って欲しい思いがあるので、あんなにヤラレテしまったのだと思います。
いちばんの被害者はこの人だったかも。。。