映画『WE ARE YOUR FRIENDS ウィー・アー・ユア・フレンズ』は、EDM(エレクトロ・ダンス・ミュージック)を題材にした青春映画です。
映像センスの良さ、音楽のノリの良さが光っていて、ミュージックビデオ感覚で楽しめます。
映画を見てフェスに行きたくなった!という人が続出しています。
◆あらすじ◆
それなりに充実した日々を過ごしているように見える若者たちも、漠然と自分の将来に悩んでいた。
彼らはいつしか成功したいと夢見ている。
コール(ザック・エフロン)の夢は EDMでスターDJになること。
近年世界でEDMブームが巻き起こっていて、Youtuberを目指すようにスターDJになることは若者の夢になっています。
若きスターDJ Aviciiが2018年に自殺したと報じられた時は世界に衝撃が走るほど、スターDJの影響力は大きくなっています。
EDMのDJはどんなことをするのか、曲をどうやって作るのか、劇中で比較的丁寧に説明されているので、EDMを知らない人でも楽しめる内容になっています。
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ロビン・シックの『ブラード・ラインズ』のミュージック・ビデオにて、そのスタイルの良さで評判になったエミリー・ラタコウスキ―が 人気DJジェームズの恋人ソフィー役で出演しています。
エミリー・ラタコウスキ―が出てきたら、もう恋に落ちるしかない予感!
若者が本気になるとき、女がらみの動機づけは説得力があります。
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人気DJジェームズがコールを気に入って、熱心に音楽指導してくれます。
めちゃくちゃいい人!
この出会いは大きい!
成功したければ、その道の先輩に教えを乞うのは早道だと思います。
ジェームズはコールに若かりし頃の自分に重ね合わせたのもあるかもしれませんが、やや旬を過ぎた感のあるDJには、コールのように慕ってくれる若者がうれしかったのかも。
それにしてもコールには何かと恵まれた感ありなのが気になりますが、ところどころで心根が真っ直ぐないい奴ということがわかるので、人はそんなコールに惹かれるのでしょう。
そう、コールはちょっと子犬っぽい。
キラキラした目で(遊んで)と来られると、断り切れないあの感じがコールにはあると思います。
それもまた才能のひとつですね。
物語が深すぎずサラッと見られるけど喪失感もあって、余韻の残る青春映画でした。
おすすめです。