スポンサーリンク

みんなと同じ働き方はあきらめた。あしたから出版社


先日に読んだ昔日の客が良かったのと、ピースの又吉さんがその出版社である夏葉社のことを語っているのを聞いて、いったいどんな出版社なのか興味がありました。

そしたら夏葉社を起業した 島田潤一郎さんが自らあしたから出版社 (就職しないで生きるには21)夏葉社を起業するまでのことを書いていることを知り読んでみました。

夏葉社は島田潤一郎さん、おひとりで運営されています。


あしたから出版社 (就職しないで生きるには21)
みんなと同じ働き方はあきらめた。
「夏葉社」設立から5年。一冊一冊こだわりぬいた本づくりで多くの読書人に支持されるひとり出版社は、どのように生まれ、歩んできたのか。

島田潤一郎さんは1976年生まれ。

1999年に大学を卒業する頃は「氷河期フリーターの大発生」と呼ばれる時代で就職がうまくいかない時代でした。

はじめのほうの章では、就職活動しても職にありつけない様子が描かれています。

そしていろいろあって、、、その内容は、途中から島田潤一郎さんの恋愛遍歴のようになっていきます(笑)

最初は結構シリアスだったのに!

でも、人間味があって、昔日の客に通じるものを感じました。


やがて夏葉社を立ち上げ、地道に活動し、信念を曲げることなくはコツコツと本を作り続けている姿勢は「継続は力なり」という言葉を思い出させました。

就職は出来なかったけれど、島田潤一郎さんは自分の道を見つけて、出版した本で多くの人々を感動させることが出来て、夏葉社は天職だと思います。

就職がうまくいかない人も読んだらちょっと頑張れる本だと思います。


本屋図鑑
あの海文堂書店を閉店前に取材して収録されています。