アメリカのお菓子はヨーロッパ菓子よりも簡単に作れるタイプが多いので私にぴったり。
甘いイメージが強いですが、こちらの本のレシピは全体的に甘さひかえめになっているようです。
著者の原亜樹子さんは自分が美味しいと思う味を探して掲載しています。
今回はいちばん簡単そうなアメリカ郷土菓子にあった「スニッカードゥードル」というクッキーを焼いてみたいと思います。
簡単に言えばシナモンクッキーです。
アメリカ郷土菓子
初めて出会うアメリカの家庭のおやつは、ルールにとらわれない効率的なパイやケーキのレシピばかり。
レシピとは別にお菓子にまつわるミニエピソードが添えられているので、読み物としても楽しい本です。
最後のほうのページにはアメリカの主なイベントの記載もあります。
ショートケーキの土台になるスポンジケーキが4タイプも紹介があり、それらのスポンジケーキを使った応用レシピがいくつか紹介されているのも便利!
ハミングバードケーキっていうのが超おいしそうです。
パイ生地も3種類!
さて材料を混ぜ合わせて、
ここまで作ってみて、すごーく簡単でした!
ただ、ひとつ、悩んだところがありました。
シナモンをどれだけつけるかについては(お好みで)とあったのですが(押し付けるように)とあったので、たっぷりつけたほうが美味しいんだろうな、といっぱいつけてみました。
ちなみに押し付けずとも、袋入れたシナモンパウダーに丸めたクッキー生地を入れてシャカシャカと振っただけで、たくさんつけることができました。
もうちょっと工程の写真が多ければいいのになぁ、と思いました。
工程写真がついてるものもあるんですが、小さくてよく見えません。
適当に作ったほうが美味しいのよ、と言われるアメリカ菓子ですが、初心者にはやや不親切かも。
そうそう、ひとつひとつが小さいのでそんなに広がらないかなーと上の写真のように並べたら、見事に広がりましてくっつきました!
もっと離して並べるほうがいいです。
ね?そういうところらへんの写真が無いから、私みたいに慌てる人がいるのです。
本のお手本クッキーと見た目が全然違う!
オーブンの温度は守ったものの、もしかしたら我が家のオーブンの火力が強かったのかもしれませんし、シナモンが多かったのかもしれません。
とにかく色が濃い〜。
「から揚げかと思った」と家族から言われる始末。
でも味はスパイシーで美味しかったです。
写真もひとつひとつ、とっても美味しそうで、見てて飽きません。
とっても素敵なレシピ本だと思います。
何度でも食べたくなる、わが家のレシピ ドイツの焼き菓子
焼きっぱなしのパウンドケーキ、シンプルでおいしい菓子パン、手軽に作れるタルト生地―家にある材料でアレンジできて、明日のために途中まで作っておけたり、日持ちがするお菓子のレシピ集。