なぜ外壁塗装をするのか
外壁塗装は見栄えが良くなることよりも、外壁のメンテナンスが理由です。
外壁の汚れを洗浄し、塗装し直すことで防水効果を高め、外壁を修繕する必要が出てくるまで放置せずに、長持ちさせることが目的です。
長年経過すると、よーく見ると外壁にひび割れがあったりするんですよ〜。
また、サイディングの場合、ボードが浮いてくることがあります。
下からよーく見上げると反っていたり、膨れ上がっているのが確認できる場合があります。
それを放置しておくと、隙間から雨水が入りやすくなったり、地震などの衝撃でボードが落下することもあります。
そのようなボードのメンテナンスを同時に行うのが、外壁塗装です。
ですから、外壁塗装を見積もる際に、ボードの浮きやひび割れについてどのようなメンテナンスを提案してくれるのか質問するのも大事だと思います。
修繕方法としてビスを打ち込んでボードを引っ込める方法がありますが、熟練した職人さんが行わないと、太陽の熱でボードが膨張した際に割れてしまうこともあります。
外壁塗装の色選びに悩む。。。
業者さんが色のシュミレーションをしてくれるところが増えていますが、実際に塗ってみると、太陽の光の具合で違って見えたりすることもあります。
色はグレーにするつもりです。
グレーは汚れが目立ちにくい、と言われています。
汚れてもいいから、真っ白にしたい!という方は多いですね。
軒が出ているお宅だと壁は汚れにくいそうなので、新築の方は軒を長めにするなど検討工夫するといいかも。
日本塗料工業会発行 色見本帳を実際に壁にあててみます。
すると、想像していたよりも現在の壁の色は濃いことがわかりました。
どうやら広い面積に塗ると、思っていたより色が薄く感じるようです。
そのことを念頭に置きつつ、外壁塗装の色を選びます。
濃すぎる色はかえって雨染みが目立つとも言われます。
日焼けによる色褪せが激しく見えることもあります。
数年前に外壁塗装していた近所の「真っ青な家」は、あっという間に色褪せしてました。
もしかしたら、それくらいの青に落ち着くように最初に真っ青に塗ったのかもしれませんけれど、濃い色は変化が激しいようです(塗料にもよります)
最近は黒っぽい家も多くてかっこいいですよね。
塀が黒色の家を見たんですが、屋根付きのその塀は蜘蛛の巣が目立っていました。
真っ黒にするよりは、ややグレーよりにするとかちょっと工夫したほうがいいかもしれないなぁと思いました。
あと、黒っぽい家は夜になると暗闇と馴染んでしまうので、道路に面している家だと危ないかもしれません。
家壁に気がつかずに車で壁を傷つける可能性もあります。
以前に「車が二度も飛び込んできた」と言うお宅がビフォアーアフターで紹介されていて、匠はガラスが混じって、光が当たるとキラキラ光るホワイト系の塗料を壁の一部に採用していたと思います。
外壁の色選びも好みだけででは無く、立地にも合わせて考えるのがおすすめです。
周囲との調和もありますしね。
以前に超ピンク色のマンションを見て、本当にこのピンク色を選んだのかなー?と不思議に思ったりもしました。
外壁の色選びをしていると「どうせなら冒険してみませんか?」と言う業者さんがいたり、選んでいるうちに「いっそのこと冒険した色にしよう!」と思ってしまうことがあるようです。
結局は最初に「これがいい!」と思った色が正解なのかもしれません。
後日に実際に選んだ色をUPしたいと思います。
関連リンク
softcandy.hatenablog.com