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人生に悩める人へ「タクシードライバー」


ロバートデニーロが26歳の青年役をしてるなんて!!

若いけど表情は一緒。なんだか笑える。

体を鍛えたり、鏡に向かったり、拳銃を練習する姿が有名ですが、今見ても真似したくなるかっこ良さがあります。


タクシードライバー (字幕版)
出演:ロバート・デ・ニーロ, ジョディ・フォスター
再生時間:1 時間 53 分

主人公トラヴィスは1973年に海軍を除隊して、、、まぁ、あまりその後、うまくいかなたっかんでしょうね、ニューヨークに流れ着いて、タクシードライバーになります。

タクシーの同僚を見てもトラヴィスは断然若い。

学歴が必要無くても、ハーレム(危険な地域)を運転できるかどうか、それで採用されたのですから、若者にとってその職は希望があるものでは無いように思います。

ラヴィスは仕事に就き「現状をどうにかしなければ」と思うのですが、その葛藤に共感する人も多いのではないでしょうか。


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1960年代後半から1970年代中頃にかけて隆盛を極めたアメリカン・ニューシネマの最後期にして代表的な作品


さて、トラヴィスは人生を悩みつつ、赤いビロードの上着でおめかしをして憧れの女性をデートに誘います。

堂々としてて男らしい。

ベッツィーですが、、、あれ!着ているワンピースはダイアンフォンファステンバーグでは!?

調べたらダイアンフォンファステンバーグは1973年に発表した幾何学模様のラップドレスが一世を風靡したそう。

そんな昔から愛用されてたことと、イイ女の代名詞的なファッションであったことも興味深いです。

一見うまくいったかのように見えた恋ですが、トラヴィスは失態をしていまい彼女に嫌われるのです。

あー、なんてこと!

モヒカン頭になったり、銃をいじったりするシーンが印象的なので、もっとトラヴィスが恐ろしい人物のように思っていたのですが、

実は意外とそこらへんにいそうな人物だったことに驚きました。



この映画では、人種差別の描写がすごく出てきます。

でも、昔はそれが日常だったんですよね。

今ではオバマさんが大統領になっていますが、この当時の人は信じられないと思う。


3月に見るのにぴったりな映画だなーと思いました。


ライ麦畑でつかまえて (白水Uブックス)
おとなの儀礼的な処世術やまやかしに反発し、虚栄と悪の華に飾られた巨大な人工都市ニューヨークの街を、たったひとりでさまよいつづける16歳の少年の目に映じたものは何か?
 病める高度文明社会への辛辣な批判を秘めて若い世代の共感を呼ぶ永遠のベストセラー。