今年の冬の寒さは厳しいと聞いて、何か対策できないか、と調べていました。
特に出窓の断熱!
窓に断熱シートを貼ればいいじゃない?って思うかもしれませんが、すりガラスなのでなかなか対応したシートが販売されていなかったことと(最近は出てますね)
持論としては「サッシも覆わないと断熱の意味が無い」
というのも、冬場は冷気、夏場は熱気がサッシからドワーッと押し寄せるのを知っているからです。
その証拠に我が家の和室の内窓についた障子、開けた途端に冷気がすごい!
窓部分は和紙なんですけど、かなり断熱してくれてるんです。
でも二重窓をまともにつけようと思うと高いです。
ポリカーボネートを利用した断熱があり便利で性能の割に安価ですが、たくさんの窓をすると塵も積もって大金に!
無理!無理!無理!無理!
そんなわけで、長年「無理だな」と放置していたのです。
ところが、オシャレなDIYをされている方々のDIYを見ていたら「窓枠をDIY」しているじゃないですか!!
奥様達がオシャレに窓枠を変身させているのです。すごい。
読んでみると、作り方は比較的簡単でDIY素人の私でも作れそう!
窓枠は「ボンドでくっつけて作成」。木枠は「ホームセンター(ネットショップ)でカットしてもらえる」
色付けは「ペンキ」でもいいんですが、木の感じを残したくて「オイルステイン」を使うことにしました。
これなら「簡単」且つ「格安」で二重窓を作れるのではーーーーーー!?
こんな大がかりなモノを作るのは初めて〜、ド素人のDIYのはじまりです。
DIYのブログを読んで思ったのは材料をどこで調達したとか詳しく書いてなくて「え!こんなでっかいのどうやって運んだんだろう?」など疑問もしばしばありまして、参考になるようにどこで購入したか書き留めるようにしたいと思います。
材木はいろいろ種類があったのですが、明らかに素人DIY向きと思われる商品「桐集成材」を購入。
特徴は「加工が容易」「軽い」「工作に最適」
こちらはホームセンター「コメリ」のオリジナル商品でしたが、各ホームセンターさんもオリジナル商品があるのではないでしょうか。
価格は、
1820mm×13mm×50mm 278円
1820mm×13mm×30mm 158円
安い(*^-^*)
こだわればサッシの幅に合わせて分厚いものを選ぶと良いと思いますが、私はお値段と幅の兼ね合いで決定。
でも、底辺からの冷気が激しいので幅のある木材のほうが断熱効率はUPすると思います。
ホームセンターですと在庫によって木材の種類が限られてしまうのですが、ネットショップでしたらさまざまな種類の木材が選べます。
モクザイヤさんや、オカモク楽天市場店さんが品ぞろえも豊富な他、加工もしてくれます。
実は私、、、購入した材料が多かったのでそれを店員さんに「こう切って欲しい」と伝える自信が無く自宅で切ることにしたんですね。
徒歩で1820mm級の棒をいくつも持って帰宅したのですが、切ってもらえばあんなに大変じゃなかったと後で気がつきました。
しかも20カットまで無料だった!有料だと思ってた〜!!
以前の記事「キャットドアを取り付けました!」で旦那がBOSCH(ボッシュ)のジグソーを購入していたのでそちらで切りました。
できるかな?と思ったけど、なんとかできました。
切り口は荒くなったので、カッターで微調節したりしましたが、後で「仕上げ用」機能がついていることを知り撃沈。
無知は無駄に労働を増やす。
後日、追加の材料を購入した際に、カットしてもらった木材が微妙にサイズがあわなかったりしたので、結局はBOSCH(ボッシュ)のジグソーのお世話になることになったかと思います。
出窓のサイズ難しいんですよ!ちょっと歪んでるところあったし。BOSCH(ボッシュ)のジグソーがあってよかった!
BOSCH(ボッシュ) SDSジグソー[PST800PEL]
木材、金属はもちろんFRPなどブレード(刃)を交換することで様々な材料を切断可能。 高速切断、極曲線、仕上げ切断と多様な切断作業にも対応。
このとき一緒に買っておいたのが養生テープです。
粘着力が強く、どんな素材でもくっついてくれるのに、はがしやすいという特徴を持っています。
寺岡 P-カットテープ 透明 50mm×25M No.4140
手で切り易く、またテープの切断面もきれいです
強粘着でありながら、再剥離性に優れています
各種材料によくつきます
養生テープをですね、切った木材を連結させて窓枠に一度「仮ハメ」してみるんです。
きちんと計ったつもりでも間違っていたり、窓枠に気がつかなかった歪みがある可能性もあるのです。
確認をしたら、そのまま裏返してボンドを塗ります。
養生テープで留めてあるのでズレてくっつく心配が少ないのがグッド!
DIYをしている方々によると木工ボンドで充分なようですが、私は以前に使うつもりで買ったけど未使用になっていたコンクリボンドK10を使用。
木工ボンドに比べると高価ですが、汎用性が高く他にも使用できるメリットもありますし、業務用なのでくっつきも強いように思います。
色が「灰色」なんですけどw
私はボンドをちゃんとくっつけてから作業したいと思い、ひと晩寝かせてみました。
この窓枠づくりは2日間の数時間を利用して作成しました。
コンクリボンド K10 #11541 170ml (箱) [HTRC 3]
コンクリート・スレートと発泡スチロール、木レンガ、木、タイル、各種ボードの接着に。
【特長】・健康住宅対応・釘不要・高粘度・初期接着強・発泡スチロールOK
窓枠を組み立てましたら色をつけます。
そのままでもいいかなーと思ったんですが、あまりに既存の木枠とマッチしないと思ったので色をつけることにしました。
ペンキだと味を出すのに2度塗りするとか、私にはレベルが高かったので、オイルステインを塗るだけで「味わい深い木枠になる」という方法を選びました。
オイルステインの候補としては
・オスモカラー(参考にした記事・みさお式一戸建て建築?ブログ)
・ワトコオイル(参考にした記事・ナチュラル感UP!手作り内窓
・ブライワックス(参考にした記事・アメリカ雑貨通販キャンディタワー)
この3点です。
(ブライワックスは仕上げ剤なんですが、これ単品で色付けされてる方もいらっしゃいました)
悩んで選んだのは、、、
ブライワックス!!
ブライワックス[BRIWAX]トルエンフリー(ジャコビアン色)370ml
木製品を美しく着色・保護・ツヤ出しします。家具の仕上げ、アンティーク製品のメンテナンスにご使用下さい。
色はブライワックスを使用している人が選んでいることが多かった「ジャコビアン」
この3つならどれを選んでも間違いないと思ったんですが、なぜブライワックスを選んだかと言うと、20度以上で溶けて、以下なら固まる性質があるとあったので、後々、蓋が開かなくなったとしても温めればフタについてたワックスも溶けて容易に開けられるんじゃない?とかそんなことだったような。。。。どうしてこれを選んだのか決定的なことは忘れました。
思いだしたら追記しときますw
ビニールごみ袋3枚を使用し、養生テープで留めて塗る場所を制作しました。
養生シートがあると便利だと思います。
これはお高くないので、常備しておいてもいいかも!
組み立てた木枠にブライワックスをしました。
専用のスポンジがあるんですが、私はハケで塗りながら、タオルでごしごしこすりました。
色を濃い目にしたかったので、塗り塗りしてすぐに拭かずに、全部を塗り終えてから全体を拭きました。
すぐに拭くと色がかなり薄くなります。
重ね塗りしたほうが綺麗なんでしょうねぇ。
厚く塗りすぎると乾きも悪いのでほどほどに〜。
でも、思ってたよりもシンナー臭がきつくて!部屋でやらなくてよかったーーー!(部屋でやるつもりだった)
えぇ?
DIYしてる方、結構部屋でやってたけど「臭い」とか言ってなかったような。
慣れなの?
乾いてきたらニオイは和らぎました。
乾くのに2時間くらいは置いておくほうがよかったです。
薄めにつければ1時間くらいで大丈夫かな。
☆
長くなったので次回に続きます→★