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京都以外では手に入りにくいとりよせ甲斐のある品「京都おとりよせコレクション」


お取り寄せに対応している名品をずらりと紹介した「京都おとりよせコレクション」です。

この本を見ていて楽しいのは、まず丁寧な写真。

商品のそのもの写真だけでなく、その商品のパッケージも掲載されていることもありますので、贈り物に考えている人にもうれしい情報です。

また、実際に店頭で購入しやすいように、店構えの写真も掲載されているところもあります。

そしてその写真にはどこどこのお寺の近く、など観光ついでに立ち寄れるヒントが添えられているのが親切!

実際に行かなくても、観光に訪れたことのある人なら「あの辺にあるお店なのか」と京都巡りしているような楽しみを味わることでしょう。


京都おとりよせコレクション
京都通がうなるおとりよせの数々。京都観光の前に、京都観光の後に、いつでも京都気分が味わえる本場の逸品ばかりを集めた。

手ごろで素敵で京都らしい、おとりよせ可能な品々を集めました。
めざしたのは「おいしそうな」本。写真は、テーブルに上ったときのイメージが伝わるように撮影しました。岡田さんの写真は見ているだけで食べたくなってきますよ。
原康史さん、別府さやかさんのデザインもきれい。
お店はすべて京都に店舗や工房を構えている所ばかり。京都以外では手に入りにくいとりよせ甲斐のある品を選びました。お店構えもできるかぎり載せています。
また、京都を訪れた際に立ち寄れるよう、最後に地図も付けました。
記者・編集者ともにみな女子。編集者の好みで、やや左党寄りの構成となっております。

添えられている商品の文章も、著者がこの品を本当におすすめしたいんだな、と感じさせるほど細かく、その商品の由来やこだわりなども記されています。

その雑学的な量もちょうど良いです。

おつけものにはじまり、洋菓子から、コーヒー豆まで幅広いチョイスながらも、どこも名店揃いなので末永く愛用できる本になっています。

ちりめんは数えたら8店舗紹介がありましたから、順番に食べ比べるのも楽しいかも。

お取り寄せできるということはお土産にもできるということ。

京都旅行のお供にもピッタリな小ぶりの冊子になっているのも素晴らしいと思います。


京都名所カレンダー 2014 ([カレンダー])
京都写真家 水野克比古 1941年京都生まれ。
京都をテーマにした写真集を多数出版する「京都写真」の第一人者。日本の伝統文化を深く見つめ、1969年から風景、庭園、建築など京都の風物を題材とした撮影に取り組んでいる。その作品は国内はもとより、「美しい京都を撮る写真家」として海外での評価が高い。