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ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女【評価&感想】


気になっていた「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」を見ました。なぜ今か。理由は簡単、Gyao!の特典で無料で見れました。

今まであのドラゴンタトゥーの女のパッケージが、どうも内容がハードなイメージをさせて、話題作なのに見る気がしなかったんですよね。そしたら実際はイメージと違ってました。

2時間半なんて平気!

後で知ったのですが、主人公のタトゥーの女を演じているのはプロメテウスの女性博士を演じてたノオミ・ラパスでした!へぇ!


ドラゴン・タトゥーの女 ミレニアム<完全版> [DVD]
40年前、ストックホルムの孤島で忽然と姿を消したひとりの少女。彼女の血縁である大企業グループ重鎮が捜索を依頼したのは、名誉毀損で有罪判決を受けたジャーナリストのミカエルだった。彼は、背中にドラゴンのタトゥーを入れた女性調査員リスベットの協力を得て、事件の裏に潜む忌まわしい真実を暴き出していく。

映像全体に古典的な雰囲気があり、美しいです。舞台がストックホルム、つまりスウェーデンでして風景が綺麗。何気に空撮カットを入れていて湖を背景に走る車のシーンはCMかっ!とツッコミたくなるくらい、とっても素敵です。

謎解きでは順に紐解いていくところがグイグイと引き込まれました。私は推理やサスペンスは大の苦手ですが、これはついていくことができます。よく天才的な主人公が急に「わかりました、、、」と言って、ザッと説明して謎解きをするパターンがあるんですが、あれ、私にはちっとも理解できずに終わることが多いんです。この映画はジャーナリストのミカエルの調査を見ることによって「どういうことなんだろう」と自分もつい考えながら見てしまいます。

ドラゴンタトゥーの女の名前はリスベットと言うんですが、見た目からして破天荒なキャラかと思ったら、幅広い知識を持ち、それでいて社会的には弱者で、精一杯尖って生きていました。そうきたか〜。
映画ニキータの訓練後の性格と、訓練前の容姿を合わせたようなイメージを持ちました。彼女の体は筋肉質だなぁ!マッチョウーマンです。かっこいい。ベットで目が覚めるシーンで、肩まわりのムキムキ加減に「あれ?男だっけ!?」と思ったほどでした。

ジャーナリストのミカエルは、ちょっとお腹も出てるし、見た目かっこいいとは言えないおっさんですけど、うっすら女性にモテるタイプ。ミカエルには信念があるから、かっこいい。屈しない生き方は、時として自分を思わぬ方向に追いやってしまうことがあるけれど、それでもそうありたい、と見ている者の共感も誘うのではないかと。リスベットもそんなミカエルに協力したくなったのは理解できるように思います。

内容に性的犯罪の描写があり、男性か女性かで見た感想が異なる映画じゃないかなと思います。カップルで見るような映画じゃないと思いますね。でも、もしカップルで見て意見を話あえたなら、末永くお付き合いできることでしょう。


ドラゴン・タトゥーの女 デラックス・コレクターズ・エディション(2枚組) [Blu-ray]

『セブン』のデヴィッド・フィンチャー監督によるリメイク版
スティーグ・ラーソン原作のサスペンス。40年前、ストックホルムの孤島で少女が忽然と姿を消した。事件の調査を依頼されたジャーナリストのミカエルは、天才ハッカー・リスベットと共に真相に迫っていく。