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付き合いの長い計量カップ


あなたとはいつから暮らしているのかしら?思いだせないほど、付き合いの長い計量カップです。
他にもオクソーの計量カップを持っていて、こちらはメモリがきちんとしているのでお菓子作りに便利です。ただキッチンの作業台が狭いので場所をとるし、取っ手がひっかけておくことができないのでしまい込んでしまいがちで、普段は古くからの計量カップを使ってしまいます。これがいいお仕事をしてまして、がっしりとした取っ手はきちんと傾けやすいように角度がついていて注ぎ口も垂れにくく、窪みがついているので指を添えやすく、何度落としたかわからないけど全然歪んでもないのです。昭和のメイドインジャパンの匂いがプンプンします。今って、こういう技術が人件費の安い海外にどんどん出て行って、日本国内で生産できなくなってきていているかと思うと悲しいです。直木賞を受賞した「下町ロケット」が話題になったこともあり、日本で頑張る小さな町工場が注目を浴びるようにはなってきましたが、よっぽどの技術がないと生き残りが難しいのが現状です。中華鍋の山田工業所さんや、デニムのスタジオZEROさん、吊り編みにこだわる和田メリヤスさん、などすごいなぁと思います。

さて、ステンレス製の同じようなものがないか調べたら、栗原はるみさんの計量カップ 500ccがいちばんカタチが近い事を知り、おぉー、世界的な家庭料理家が使いやすいと思っているものと同じだ!と妙に感動したのでした。あとは、赤川器物製作所 さん。新潟の会社です。新潟ってだけで、いいものなんだろうな、という印象があります。もしかしたら私のは赤川器物製作所 さんのかもしれないと思いましたが、カタチが微妙に違う.ともあれ、私の計量カップはまだまだ現役で、お気に入りなのです。

栗原はるみ 計量カップ 500cc


OXO グッド・グリップス アングルドメジャーカップ (中) 1108400