きのう何食べた?16巻(感想レビュー)
きのう何食べた?16巻が12月23日に発売されました~(^o^)/
きのう何食べた?16巻(お料理の内容)
・牛丼(しらたき入り)、豆苗のおひたし、レタスサラダ
・ドライカレー、のりとサニーレタスのサラダ
・夏豚汁(豚肉、トマト、ニラの味噌汁)、卵かけごはん
・焼肉、ドライフルーツ入りフローズンヨーグルト
・夏の終わり天ぷら、たこめし、わかめときゅうりの酢の物、しじみの味噌汁
きのう何食べた?16巻(感想レビュー)
今回のお話は人生の節目なエピソードが多めで濃かったです!
まず第一章、ケンジの家族と初顔合わせという大イベントからはじまります。
筧さんは義母さんや義お姉さん達が会いたいと、どうして言ってきたのか気になるわけですが、義母さんの真意になるほど!という驚きと、筧さんとケンジへの思いやりにグッときました。
自ら腰を上げてくれる義母さんは立派だし、理想的。
過去にケンジがちょっとした土産の気遣いに筧さんが感心したエピソードがあったのですが、こういう義母さんに育てられたこそかな、と感じました。
食事会は実在する上野にある料亭で、食べてみたい!
その他、筧さんの両親が老人ホームに入所する決意をして自宅を売却するエピソードや、ケンジが経営者向けの講習会の講師に挑戦、筧さんが弁護士事務所のボスに就任、など人生の節目を感じました。
そこに箸休め的に、山田さん宅の夏休みに奮闘する様子にはほのぼのします。
山田さんが帰宅してみるとパパが用意してくれてるはずの夕食ができておらず。
山田さんがパパのがんばりに同情し、暗殺者のような表情で「すぐにごはんにするわね!」と料理を作り出す姿は、お母さんがよく描かれていると感じました。
そうそう、お母さんはパパのようにに倒れてるわけにはいかない。
筧さんはしっかりしているようで、大事なところはふにゃふにゃで、ケンジがいるから筧さんは成長できるんだなと改めて感じました。
特に筧さんが弁護士事務所のボスに就任したエピソードでは、何気にケンジの影響力が大きい。
筧さんはケンジの気遣いやコミュニケーション能力の高さなど、いつもどこか尊敬していて、ケンジを見て我が振り直してます。
そんな様子も今回も描かれているんですが、今回のは熟年夫婦のようなエピソードもあり、15年一緒に暮らしてるふたりに相応しく感じました。
きのう何食べた?全体に言えることですが、相手を思いやる気持ちがあってこそ料理が作れるのかなと感じます。