【新刊】逃げるは恥だが役に立つ10巻(感想レビュー)
ドラマ『逃げ恥』で一世風靡した『逃げるは恥だが役に立つ』の10巻がでました!
結婚して2年半後、みくりも30歳になってます。
どうりで表紙のみくりが落ち着いた雰囲気なわけだ。
前回は結婚がテーマでしたが、今回は妊娠・ 産休・育休です。
みくりの叔母である百合ちゃんも還暦近い歳になり、シモの悩みが起きたり、20歳以上年下の風見さんとの恋愛のその後は?などなど。
あとがきに、作者・海野つなみさんが「ヒット作の続きって、怖いのです」と書かれていて、続編を描くのを悩んだことが伺えました。
確かに期待のハードルは上がりますし、あそこで止めとけばいいのにと言われることもあります。
前回は契約という視点から結婚制度を考える発想が面白かったわけですが、今回はどうなるのかな。
情熱大陸や徹子の部屋をパロッった演出も面白かったんですが、あら、今回は無しなの?ちょっと肩すかし。
大人な事情があるとは思うんですが、そんな表現を封印されたせいか勢いが物足り無いですね。
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でも、ドラマで古田新太氏が演じた敏腕システムエンジニアの沼田さんが、独立して忙しくて、何気にぽっこりお腹が凹んでるのがリアル!
新たに、雨山叶愛(独身・35歳・女性)のキャラが登場してまして、平匡さんのことを(いいな)と思うくだりがリアル!
平匡さんが既婚男性になって、女性に対する接し方が上手くできるようになったからだと思うんですよね~。
みくりと出会った頃は、彼女いない歴=童貞の35歳でしたから。
平匡さんが自動調理家電で料理を作ってるのも平匡さんらしいし、現代っぽい。
ちなみに、使用しているのは『ホットクック』と思われます。
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具だくさんの味噌汁を作っているのですが「材料の総重量の5%の味噌を入れる」ことから『勝間流具だくさんみそ汁』と思われます。
勝間流とは勝間和代さんのことで、なんでも効率化させる著書がベストセラー出まくりの人です。
高級家電ではあるのですが、平匡さんは高給取りですし説得力のある選択だなと思いました。