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【おすすめ映画】ブラット・ピット主演。明日に死んでしまうかもしれないのに女性を知らない若者『フューリー』(感想レビュー)第二次世界大戦

【おすすめ映画】ブラット・ピット主演。『フューリー』(感想レビュー)第二次世界大戦

 

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戦車「フューリー」号の 副操縦手が戦闘で死亡し、 新兵でタイピストを務めていたノーマン・エリソン(ローガン・ラーマン)が配属される。

ノーマン以外のクルーは北アフリカ戦線の厳しい戦いをくぐり抜けてきた強者揃い。

指揮を取ってきた車長コリアー(ブラット・ピット)はノーマンに生き残るために戦い方を教えていく。

ブラット・ピットが乗ってる戦車なら乗ってみたい!

ノーマン以外のクルーは以下の4名。

ブラット・ピットシャイア・ラブーフ

「ウォーキングデッド」のショーン役のジョン・バーンサル

アントマン」のルイス役のマイケル・ペーニャ

フューリー(字幕版)

フューリー(字幕版)

 

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新兵のノーマンは若くて、女性は未経験。

戦争中には恋をする時間も無い。

いちばん青春を謳歌する年頃に、戦争で戦わなければいけない。

明日には死んでしまうかもしれない。

まだ未経験なのに。

『フューリー』は戦争により降りかかる若者の不幸にハッとさせられます。

チャンスは逃さないこと。これ大事。


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車長コリアー(ブラット・ピット)は仲間を死なせないためにもノーマンに厳しく指導します。

だけどノーマンの童貞を気遣う優しい一面もあり、コリアーにはもう脱帽です!

素晴らしすぎてコリアーを一気に好きになりました。

コリアーは戦場での手腕をかわれて、厳しい戦場へ送り込まれます。

戦っても、戦っても終わらない!!

まるでブラック企業で働く社員のよう。

クルーのみんなも疲弊しているのがわかります。

彼らは荒くれ者のように見えますが、ときどき見せる「根はいい奴」な性格から、戦争が彼らの性格を変えてしまったのだと感じます。

戦争は人を変える。

そういう意味で映画『プライベート・ライアン』に近いところがあるかも。


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『フューリー』の見どころは戦車での戦闘でしょう。

今まで戦車でどうやって戦うのか知らなかったのですが、そうやって戦うのか!

ブラット・ピットの指揮が超かっこいい!!

だけど戦車で戦うってすごく怖い。

逃げ場が無いんです。

火だるまになって死んでいく者など、戦争にゾッとします。

コリアーや仲間がどんな気持ちで戦ってきたか考えると、戦争って本当に恐ろしいと思える映画です。

 

ネタバレになりますが、

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約300名からなる武装SS大隊がやってる場面で、クルーは戦車を放棄して森へ逃げることを主張します。

当然です。

普通はそうします。

しかし、コリアーはこれを拒否して、1人で戦おうとします。

結局、みんなで待ち伏せするのですが、武装SS大隊もまさか5人で待ち伏せしてるとは思わないでしょう。

武装SS大隊は歌いながら行進してるわけですから、みんな恐れをなして逃げるはずなのです。本来なら。

コリアーは心のどこかで死に場所を探していたようにも感じました。

戦いに疲れて、意味のある死を遂げたかったのではないでしょうか。

数々の戦いをくぐり抜けてきたコリアーは、死を恐れないかっこいい奴に見えてたけど、実はそんなんじゃなくて、ひとりの普通の人間なのだと終盤のセリフで感じました。

いったい誰が英雄なのか、考えさせられる映画です。

おすすめです。