ケヴィン・コスナー、ゲイリー・オールドマン、トミー・リー・ジョーンズ、
こんなスパイ映画ありましたっけ!?Σ(・□・;)
出演俳優が豪華なスパイ・アクション映画『クリミナル』を見ました。
ケヴィン・コスナー主演ってわかってて見はじめたはずなのに、最後になって、
(そうだ!ケヴィン・コスナーだったわ!)
ようやく思い出すくらい、ワイルドな暴れん坊を演じてました。
あと、『デッドプール』主演のライアン・レイノルズも出演してますし、
『ワンダーウーマン』主演のガル・ガドットも主演してるんですよ!
主演級の俳優が勢ぞろい!豪華すぎるよ、この映画!
なのに全然知らなかった!
公開していた映画館も少なかったようです。
あらすじ
舞台はイギリス。
CIAロンドン支局のエージェント、ビル・ポープ(ライアン・レイノルズ)が、極秘任務中に死にます。
(ライアン・レイノルズが冒頭で死ぬなんてびっくり!でも彼らしい役どころかも)
ビルの重要な記憶を引き出すため、脳外科医フランクス(トミー・リー・ジョーンズ)が、死刑囚ジェリコ・スチュワート(ケヴィン・コスナー)の脳にビルの記憶を移植します。
ジェリコが死刑因だからって、CIAやること無茶苦茶やん!
と思いますが、まぁまぁ、映画ですから。
ややB級映画なニオイがしますが、そういうところも含めて面白い映画でおすすめです。
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ビルの上司であるCIA支局長のクウェイカー(ゲイリー・オールドマン)。
ゲイリー・オールドマンは『ダークナイト』などのバッドマン・シリーズで警部を演じているので、映画を跨いでここでもかっ!という感覚も楽しい。
行動力があって情熱もあるクウェイカーだけど、それだけにまんまと敵の作戦に引っかかってしまい「おいおい!」とツッコミたくなるベタな面白さを提供してくれるキャラクターです。
脳外科医フランクスを演じるトミーリー・ジョーンズ。
ブルゾン姿に、BOSSコーヒーの宇宙人ジョーンズを連想する日本人は多いと思います
( *´艸`)
頭が痛いと訴えるビルに、サッと薬を飲ませたり、地味な優しさが浸みます。
なんだかすごく好きになったキャラクターでした!
ミス・イスラエルにも選ばれたことのあるガル・ガドットが本当に美しい!
ビルの妻を演じています。
美女が拘束されるなんて!
どうなっちゃうの!?
ドキドキです💓
主人公の、一流スパイの記憶を移植されたワイルドな野郎・ジェリコですが、移植されたてホヤホヤで頭が混乱しているのでスパイとしては不完全なんです。
そんな状態なので『007』『ボーン・アイデンティティ』 『ミッション:インポッシブル』などと言ったスパイ映画のようなスマートさはありませんから、スパイ映画と期待して見ると物足りないかもしれません。
ジェリコがCIAに拘束されている時間も長いので、アクションが少なめ。
だけど、武器も無いその状態でジェリコはどうするのか!?と興味津々。
ジェリコは『ハンニバル』のレクター博士並みに危険人物なんですが、作戦が雑(笑)
だけどそこが面白い!
ときどきビルのスパイの技術が顔を出すのもいいっ!
一流スパイのビルの技術と、暴れん坊ジェリコのアクション・バランスがなんとも笑っちゃうんです。
これ、新しいタイプのスパイ映画だと思います。
ラストシーンでは、ツッコみたくなることがいっぱいありましたが、それだけジェリコの活躍が面白くってよかったです。
おすすめの映画ですが、豪華な2時間テレビドラマの感覚で見ると最高です。