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ジャック・バウアーがついに大統領!?「24」好きなら絶対見るべき理由「サバイバー 宿命の大統領」(感想レビュー)

サバイバー 宿命の大統領(感想レビュー)
サバイバー DVD-BOX1

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 ジャック・バウアーこと、キーファー・サザーランド主演「サバイバー 宿命の大統領」を見始めました。

日本ではネットフリックスが独占配信しています。

日本語吹き替えは、小山力也氏!

やっぱりそうこなくっちゃ!

いやもう、これベースは24でしょう!?というくらい面白い。

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物語のあらすじ。

アメリカの連邦議会議事堂がテロリストにより爆破され、大統領・副大統領以下閣僚がほぼ全員死亡!

はじまりから24な激しさっ!!

住宅都市開発長官を務める主人公のトム・カークマン(キーファー)が、繰り上がりに繰り上がってアメリカ大統領に就任する。。。

あり得ない状態。

当然「不動産には詳しいだろうけど、あいつに大統領なんて務まるの?」と周囲は思います。

しかし、そこはジャック・バウアーを彷彿とさせる真っ直ぐな性格のカークマン!

徐々に周囲の信頼を得ていきます。

周囲が味方になるにつれて、いいぞ!いいぞ!とうれしくなってきます。


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冒頭のカークマンはパーカー姿とラフな格好だったり、コート上からN-3を羽織るなど、ファッションもややジャック・バウアーを意識していると思います!

こんなパーカーを着てるような男にアメリカを任せて大丈夫か?という不安も表現できていると思います。

ファッションは大事ですね。

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カークマンは大統領なので、残念ながらキーファーのアクションは見られません。

けれど、大統領として決断しなければならない場面など、さすがキーファー!な迫真の演技で目が離せません。

そして段々と「おいおい!今のはジャックだろう!?」と思わせる指示を出しはじめます!

「内通者がいる」など、24あるある!な要素もあり、誰が敵か味方かを考えるのも楽しいです。

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テロが起きたわけですから、ジャック・バウアーが所属していたテロ対策本部が出てくるかな、、、と思ったのですが、FBIが捜査します。

FBI捜査官のハンナ・ウェルズ(マギーQ)が、ややジャック・バウアーな活躍を見せますが、残念ながら物足りない。。。

マギーQはアメリカ・テレビドラマ・NIKITA/ニキータで主役を演じていました。

ドラマは第4シリーズまで続く人気っぷりで、つまり大女優です。

そのせいなのか、、、普通、FBIだったらそこは髪をゴムで結ぶよね?と思う場面でも、髪は下ろしっぱなしだったり、演出に不自然さがちょこちょこ感じられるように思います。

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24のスピンオフ・ドラマ「24:レガシー」にて、次なるジャック・バウアーに失敗した結果、考えに考えて、人気女優+女ジャック・バウアーを持ってきたのでしょう。

ついでに言えば、その前のテレビドラマ「Touch(タッチ)」では、脱ジャック・バウアー&家族を大事にするお父さんに挑戦しようとして失敗しています。(後半になるに従い、ジャック・バウアーな感じになっていく)

2度の脱ジャック・バウアーの失敗を経てたどり着いた「サバイバー 宿命の大統領」は、こういうのが見たかった!というキーファーの活躍に限りなく近いドラマに仕上がっていると思います。

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「サバイバー 宿命の大統領」が面白いと思ったのは大統領・副大統領以下閣僚がほぼ全員死亡しても、すぐに代わりの大統領が立ったところです。

もしも日本で総理大臣以下、閣僚がほぼ全滅したら、、、?

ウィキによると、日本もアメリカの大統領継承制度のように役職で継承順位を定めた方がいいのではないかという指摘もあるそう。(やっぱり!)

また、臨時代理予定者が5人だけしかいないため、首相及び臨時代理予定者5人の計6人が死亡・執務不能となった場合、どの閣僚が首相臨時代理を務めるか明文化されていないことを問題視する意見もある。

もし、そのような事態が発生した場合は、「他に方法はないし、また、条理上許される」として首相及び臨時代理予定者以外の閣僚による「協議」(首相不在では閣議は開けない)で閣僚の中から内閣総理大臣の臨時代理を指定することができるというのが政府見解であるとのこと。。。

アメリカでは知事達に強い権限があるということも興味深かったです。

大統領の言うことなんて聞かないよ!と言う知事もいて、やっぱりアメリカは州ごとに独立してる感がありますね。

そんな知事達を統率しようと苦戦したり、人種問題、「アメリカの強さを感じさせるスピーチでないと!」みたいなこだわりとか、日本のパニックものとはひと味違うなぁと感じます。

アーロン・ショア (エイダン・カントはX-menサンスポット役だった)の仕事である首席補佐官代理について、これもドラマを見て勉強になりました。

一般的に首席補佐官は他のホワイトハウス職員を監督・統括し、大統領のスケジュールを取り扱い、大統領と訪問者との面会を調整する仕事なのですが、大統領の補佐役として権力を握ることからホワイトハウスの影のナンバー2と言われることもあります。

現在、トランプ大統領の首席補佐官はアメリカ海兵退役軍人のジョン・フランシス・ケリー、大統領補佐にイバンカ・トランプ、イバンカさんの夫ジャレッド・クシュナーさんは、大統領の上級顧問となっていて、ドラマを見ながら誰がどういう役割なのか理解しやすいです。

24のときもそうだったんですが、時代を先読みしてドラマにしているところがあるので、同じような脅威の可能性があると思うと恐ろしくなります。

サバイバー 宿命の大統領」おすすめのドラマです。