土用の丑の日に鰻を食べる習慣についての由来には諸説ありますが、平賀源内(1728年~1780年)が発案したという説が最もよく知られています。
流行らせた平賀源内も「まだ流行ってるの!?」と驚いていることでしょう。
鰻がいつからメジャーな食べ物になったかというと、徳川家康(~1616年)の時代に江戸を開発した際、干拓(かんたく)によって出来た湿地に鰻が住み着くようになったため、労働者の食べ物となったことが発端のようです。
江戸時代以降の干拓地は「搦」「開」と呼ばれ、現在の地名にも残っているそうで、江東区あたりが該当するようです。
東京に詳しくないですが、江東区にうなぎ屋さんは多いのでしょうか。
調べてみたら、江東区には老舗の美味しいうなぎ屋さんがチラホラ見られます!
話しは戻って、最初はぶつ切りにしたウナギを串に刺して焼いただけという食べ方でした。
次第に江戸が栄え、人口が爆発的に増えてくると、西日本方面が主な産地であった醤油の需要が間に合わなくなり、1640年代頃、寛永年間、江戸近郊で濃口醤油が開発されます。
それからうなぎををタレで味付けして食べるようになり、現在のように開いてタレにつけて焼くようになったのは、上方、江戸とも享保の頃(1716-1736年)と言われています。
江戸時代ってすごい。
今年はすき家の特うな丼をすでに何度か食べていますが、先日食べたら、あら、なんだか最初に食べたのと比べてちょっと小さくなったような。
季節的なことだと思いますが(うなぎは冬眠するので冬のほうが太っている)、やっぱりうなぎは大きいほうがテンションあがります。
すき家は持ち帰り用のお弁当をWEBから予約することができます。
土用の丑の日は混雑が予想されるので、予約がおすすめです。