先日の地震で亀裂の入った壁紙。
長さは横に2mくらい。
モルタルと木造の境目あたりに亀裂が一直線に入りました。
さて、壁紙を補修しますか。
私は糊で張り直しますが、もっと簡単に直したい人はマスキングテープのCASAシリーズを貼るのはいかがでしょうか。
マスキングテープは貼ったり剥がしたりができるので便利です。
無地だけでなく、タイル柄などさまざまな模様があるのでアクセントにしても印象が変わって気分転換にいいかも。
まずスプレーで壁紙をふやかします。
スプレーが無ければ、キッチンタオルに水を含ませてポンポンするといいですよ。
私が使っているのはしょうゆスプレーです。
壁紙を貼る糊に菊池襖紙工場の「かべ紙用補修材」を購入しました。
二百円くらいでした。
自宅に木工用ボンドがあれば、それでも代用できます。
壁紙用の糊を多めに注入します。
本当は亀裂の入った壁紙の2cm下をカッターで切って、2m分ぺろんっとめくって糊を貼り直そうと思ったんですが、うまくはがれそうになかったので断念。
でも、結果的には紹介しているこの方法がいちばん簡単でラクだと思います。
竹串や爪楊枝を使って糊を伸ばします。
壁紙が先ほどのスプレーでふやけているので串が入りやすく破れにくいです。
めくれあがっていない亀裂にも糊をぬって、竹串でなぞります。
すると隙間に糊が入ります。
壁紙用の糊って木工ボンドとどう違うのかな、と思っていたのですが、伸びが良く扱いやすかったので、壁紙用の糊のほうが上手にできると思います。
糊をつけたら余分な糊を軽く拭き取って、ローラーで慣らしていきます。
でも、専用ローラーを持って無いので、無印のアクリルスタンドにラップを巻いて、これを壁紙の上で転がして平らに慣らしました。
ラップを巻いているのは、壁紙からはみ出た糊がつくからです。
ゴロゴロと転がしたら、再び壁紙の余分な糊を拭きとってお終い。
水をスプレーしてしばらく放置する時間を除いて、作業は三十分くらい。
案外短時間で補修できました。
近くに寄ると亀裂が見えますが、目立たなくなりました。
この上から白ペンキを塗ればかなりわからなくなると思いますが、ペンキねぇ。(腰が重い)
光の加減でうっすら見えますが、他人には気にならないレベルだと思います。
糊は白いですが、乾燥すると透明になります。(木工ボンドも同じ)
しかしそのままにするとテカってしまうので、拭いておくほうがキレイに仕上がります。