何回リメイクするの!?と思うスパイダーマンですが、スパイダーマン:ホームカミングは過去のスパイダーマンの実写化映画シリーズと大きく異なり『マーベル・シネマティック・ユニバース』シリーズに属する作品として製作されています。
つまり、このスパイダーマンは他のマーベルの映画にも登場しますし、他のキャラクターが本作に登場したりします。
同シリーズの2016年公開作品『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』には、本作のスパイダーマンが単独主演映画の公開に先行してゲスト出演していて『スパイダーマン:ホームカミング』にはアイアンマンなどが登場します。
主人公ピーター・パーカーを演じた俳優トム・ホランドは演技だけではなく、宙返りやダンスもできる多才さを絶賛されていて、スパイダーマン:ホームカミングが気になっていたので見ました。
そしたらびっくり!顔に似合わずトム・ホランドの腹がバッキバキに割れてる!
スタントもほとんどトム・ホランド自身がこなしたというのも納得です。
『スパイダーマン:ホームカミング』特典映像2(期間限定公開)
本作は斬新です!
「どうしてスパイダーマンになったか」というくだりがスパッと省かれています。
主人公はすでにスパイダーマンになっていて、お手製のコスチュームを作るくだりもなく、アイアンマンからスパイダーマンのコスチュームが与えられ、とにかくめちゃくちゃ展開がはやいです。
だから、退屈な場面がありません。
主人公ピーターは頭がよく、ウェブシューターに使う蜘蛛糸を自作で生成したり、学校では学力コンテスト・チームのエースとして期待されています。
また、Youtuberとしてスパイダーマンが活躍しているところや、自撮り、登場する人種が現代的で面白い演出だと思いました。
全体的に明るい映画です。
ピーターは頭はいいんですが、そこは15歳、世界を救うにはいろいろ至らない部分があります。
同じ年頃の子が見れば、主人公に共感するところがたくさんあるでしょうし、大人が見れば「まだまだ青いなぁ」と笑えます。
スパイダーマン:ホームカミングおすすめです。