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ネットが普及した頃ってそうそう、こんな感じだった!「僕とポーク」ほしよりこ


きょうの猫村さんの作者でもあるほしよりこさんの僕とポークを読んでみました。

僕とポークは4つの短編漫画からなる本で、まず1話目の「たろちゃん」の20ページ目でブッと吹き出してしまいました。


きょうの猫村さんでも独特な世界観があり、孫の手で背中のかゆいところに手が届いたような、そんな感じがするとは思っていたのですが、「たろちゃん」は、現実の中に非現実のちょっとしたスパイスが効いていて、わさびのようにツーンとくるけど美味しい!みたいな感じがします。


僕とポーク

この本が出版されたのが2007年。

内容が少し以前のことで、ネットが普及した頃を覚えている人なら笑えるし、生まれた頃からネットのある人にはファンタジーな内容だと思います。

そう思うと、なんだかすごい作品だなぁ。


本のタイトルにもなっている僕とポークでは主人公がご飯を残したときに、外国で飢えている難民の人達のことを両親が言って食べさせようとするのですが、そのときに抱いた疑問や、そこから広がりを見せる空想的なストーリー展開がやはり独創的で引き込まれます。

少し文字が読みずらい所もありましたが、絵日記のような雰囲気もあり、作品の味が良く出ています。

これを読んでますます他の作品も読みたくなりました。

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