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高齢世代の大人な恋愛事情「恋するベーカリー」メリルストリープ、スティーブマーティン


恋するベーカリー
ジェーンはニューヨークタイムズ紙で全米No.1の評価を得た大人気のベーカリーショップのオーナーであり、3人の子供をもつ母親。10年前に敏腕弁護士のジェイクと別れ、シングルライフを、子供たちや友人たちと満喫しているものの、何か満たされない思いを抱えていた。そんなある日、NYの高級ホテルに滞在中、ホテルのバーで偶然再会したのは、元夫のジェイクだった。

監督ナンシー・マイヤーズの作品です。

彼女が脚本デビューした30代のときの作品「プライベート・ベンジャミン」がすごく好きで(お嬢様が軍隊に入れられて、キャアキャア言いながら成長する話)、赤ちゃんはトップレディがお好き(1987年)、花嫁のパパ(1991年)もヒットしました。

そして2015年にはマイ・インターン の脚本を手掛け、話題の映画となっています。

恋するベーカリーはそんな監督の作品だったので興味があったのと、メリルストリープ、スティーブマーティン、アレックボールドウィンという豪華な顔ぶれを見て面白そうだと思いました。


メリルストリープの演技は素晴らしく、男日照りが続いている女性と、恋をしている女性と、セックスをした後の女性と、外見から表情まで見事に演じ分けていて、その変化が見ていて笑えます。

レックボールドウィンはその昔はシリアスな映画の主役など演じてましたが、この映画ではコメディを演じてて、太った体でギャランドゥな胸元を惜しげも無くさらけ出し、苦笑いするような痛い元夫を演じています。

反対にコメディがお得意のスティーブマーティンは、真面目な建築家を演じています。

(ちなみに2010年にアレックボールドウィンとスティーヴマーティンの二人が司会したアカデミー賞は面白かった!)

義理の息子を演じたジョン・クラシンスキーが、なかなか存在感があって面白かったのも良かったです。

この映画に出てくるキャラクター達は、欠点もあるけれど、どこか憎めなくて愛しく描かれているのがとても好感を持てます。

ストーリーにひねりは無いけれど、ポロッとわかった事実でキャラクターがそれぞれ動き出すのは見ていて面白いです。

それにちょっとドギツイ場面も出てきたりして、ある程度の年をとってたり、理解がないと笑えないこともあるかもしれません。


メリルストリープ演じる主人公のジェーンのお店がニューヨークタイムズ紙で全米No.1の評価を得た大人気のベーカリーショップのオーナーということで、ベーカリーの美味しそうな映像を楽しみにもしていたんですが、、、確かに素敵なお店ではあるんですがセット感があり、あまり登場しないのが残念。

とはいえ、ジェーンの自宅もとても素敵で、インテリアなど見ていて楽しいです。

大人な女性が見て面白いと思える映画かも。

日曜の昼さがりにでもどうぞ。


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