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気遣いできる人は知っている!会話のキホン。元ANAのCAが4500回のフライトで身につけた「信頼される会話術」


はじめに「本当はすごくいい人なのにそれが伝わらない残念な人」のことに触れていて、そんな人が「気遣いが伝わる話し方」を身につければ周囲と上手くコミュニケーションがとれるようになる、と。

この本は自分をよりよく見せようという上っ面の会話では無くて、その人の本質を言葉で表現できるようにするためのアドバイスが書かれていました。


気遣いできる人は知っている! 会話のキホン
7万部のベストセラー『気遣いのキホン』第2弾!
会話こそ人間関係の基本であり、仕事の基本。話し方、聞き方ひとつで、評価が決まってしまいます。
「初対面ではまず自分から挨拶する」「会話泥棒しない」「相手を傷つけない断り方」など、つまずきやすい会話のポイントを紹介しています。
4500回のフライトで身につけた、「信頼される会話術」を伝授します。

「相手の話を受け止める」の例、研修でとある男性がそんなことはしたくない、という意見が出た時の返し方はなるほどなぁと思いました。

もしもそんな意見が出たら「しーん」ってするんじゃないかな。

そんなとき、なぜそう思うのか?理由を聞けば解決につながるんですが、なかなかこれを聞ける人はいないような気がします。

「じゃあ出て行って下さい」「研修ですからやってください」など場の雰囲気が悪くなる返し方が多いように思います。

もしも上司がこのタイプだと会議で意見が出なくなるでしょうね。

そんなつもりは無くても。

誰だって嫌な気持ちにはなりたくないと思っているはず。

本当にちょっとしたことで変わってくるものだと思わされました。


あと面白いなぁと思うのは「挨拶して返事が無かったとき」「他の人には愛想がいいのに自分のときだけムスッとしてる」について理由が書かれている事。

ここに書いてあることが全ての原因とは思いませんが、思い当たる理由を発見できれば心のモヤモヤも解決できると思います。

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