以前に同シリーズの片づけの解剖図鑑
片づけに共通することもありましたが、タイトルに間取りとあるように、間取りの基本がわかりやすく説明されていました。
家の中だけでなく、外側の間取りも紹介されているのがとても良本だと感じました。
なかでも、バルコニーについては外観のデザインを考える上で重要なポイントだと改めて思いました。
間取りの方程式
心地よい空間づくり、暮らしを愉しくする間取りづくりに欠かせない「プロのやり方」を、
25の視点でセオリー化した、家づくりの“公式"ルールブック。
また、駐車場の位置やポイントについて書いてあるのもこの本の特徴です。
狭い敷地で玄関の脇に駐車場をつくると、思いがけない失敗を生み出してしまう例では、なるほど心当たりがあります。
知り合いの家の駐車場が狭く、遊びに来た友人のワゴン車を駐車しようとしてトラブルが起きたことがあったからです。
「隣の家からどれだけ離す？」も具体的でわかりやすい！
人が通る予定が無い場所でも、室外機を置くかもしれないし、給湯器を設置するかもしれないし、自転車置き場にすることを想定しておけば少し広めにとっておくことも可能です。
家の中の間取りでは「455mmで刻みたい場所」が片付けのヒントにもなりそうで興味がそそられました。
この本はイラストがわかりやすく、間取りだけでも見ていて楽しくなります。
伊礼智の「小さな家」70のレシピ (エクスナレッジムック)
小さくても狭く感じない、限られた広さを最大限に利用するためのノウハウ
