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蟲師 特別篇「日蝕む翳(ひばむかげ)」漆原友紀


蟲師」連載終了から5年を経て描かれた蟲師 特別篇「日蝕む翳(ひばむかげ)」を読んでみました。

5年経たとは言え、そこには相変わらずの蟲師の世界がくり広げられています。

また、主人公のギンコ以外に過去に登場したキャラクターが出てくるので、蟲師を読んでないとちょっと理解しにくい内容だと思います。

日蝕に関係したお話が一編なんですが、前篇、後編にわかれており、全部で97ページと読みごたえがあります。

蟲師 特別篇「日蝕む翳(ひばむかげ)」
動物でも植物でもない、生命の原生体──”蟲”。
時にそれはヒトに妖しき影響を及ぼし、人智を超えた現象をも呼ぶ。それらを調査し、それぞれがあるべき様を示す”蟲師”ギンコの果て無き旅路。
この世はヒト知れぬ生命に溢れている。
連作『蟲師』連載終了から5年を経て、待望の現出を果たした特別 読み切り前後編が単行本化! 愛蔵版と同様の大判サイズです。

物語としては過去に似たような例があったような、と思う内容で目新しさに欠けましたが、よくまとまっているお話しだと思います。

著者のあとがき漫画で、この続編が出来上がった経緯がチラリと描かれています。