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金属サイディングの塗装をしてもらうべきかどうか。外壁塗装


ほとんどの会社に「しなくてもいいですよ」「塗装するのは見た目が気になるときくらいですかねぇ」と言われた金属サイディング。

こんなに劣化しているんですが、そうなのかな〜?

金属サイディングは、ガルバリウム鋼板、アルミニウム、ステンレスなどの金属で作られたサイディングのことです。

そこで調べてみました。

日本金属サイディング協会のメンテナンスマニュアルを見ますと、チョーキングしていたら塗装するのがベストタイミングなようです。

金属サイディングの塗装がチョーキングを起こしている場合は、そのうち中身が見えるか、中に水が浸透するなどして「ふくれ」が起き、そこからサビが生じたり、腐食するようです。

腐食が進むと穴があき、雨漏りの原因になるだけではなく、サイディングの交換が必要になります。

そこで壁に手をごしごししてみたんですが、何もついてこない。やったー!

まだ大丈夫、と思ったら、業者さんがついでに高圧洗浄を軽くやってくれたみたいで、少し裏の壁面が綺麗になっていました。

そこで、再び手をこすったらチョーキング現象が起きてます!

あー。実は塗装の限界がそこまで来てたのね〜。

見て見ぬふりをしようかなぁと思ったんですが、後でまたやることを考えるとげっそり。

それに、我が家が建ったときには裏に家があり隠れていたのですが、無くなってみると、処理できなかった部分がむき出しです。

このままにしておいては劣化もはやそうだな、、、。

それに金属サイディングにもシーリング箇所があるので、そのシーリングが劣化すれば、これも雨漏りにつながります。

ええい!ついでにやってもらおう!ってことで、金属サイディングにも塗装してもらうことにしました。


使用したのは1液ファインウレタンU100です。

水性シリコンセラUVは金属サイディングには使用できないのです。

ウレタンはシリコンに比べて持ちが悪いと言われていますが、日の当たりにくい場所ということもあり、そこそこ長持ちするのではないかと思います。

1液ファインウレタンU100

あのファインウレタンが1液になって、さらに使いやすくなりました。
環境にやさしい(鉛などの重金属を含みません)
低汚染性
防藻・防かび
高耐久性
透湿性
ターペン可溶
抜群の作業性・多目的用途
2液の信頼性を1液架橋ウレタン樹脂で実現
〇適用下地 セメント素地(コンクリートモルタル)、金属(鉄面・亜鉛めっき面・ステンレス・アルミ)


他社が推奨したのはファインシリコンフレッシュでした。

ファインシリコンフレッシュ
高耐候性・超低汚染性・使い易さ、三拍子揃った新世代塗料。
強固なシロキサン結合により、光沢低下や変色が極めて少なく高耐候性を発揮します。
特殊セラミック成分による親水化技術が、優れた低汚染性を実現します。
弱溶剤系であるため臭気がマイルドで、さまざまな下地に塗装できます。
最先端のバイオ技術で藻、カビの発生を制御します。
塗装時の発泡がなく、抜群の塗りやすさです。素速く乾燥するので、冬場の施工にも安心です。また各種外壁(サイディングボード・モルタルなど)鉄部、FRP、硬質塩ビ部等の新設、塗り替えに幅広く適用できます。
〇適用下地 セメント素地(コンクリートモルタル)、金属(鉄面・亜鉛めっき面・ステンレス・アルミ)

金属サイディングをDIYで塗装する方もいらっしゃると思います。

その場合、そのまま塗ると後で剥離が起きてすぐに塗装がはがれてしまいます。

高圧洗浄で汚れを落とすほか、専用シーラーを塗る、壁を研磨するなどして、塗装を長持ちさせる処理が必要です。


ケルヒャー 高圧洗浄機 K2.400 ハイパワー コンパクト
エントリーモデルでの人気商品。 広いエリアをお掃除出来る、8mの高圧ホースが標準装備。

◆関連リンク
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