スポンサーリンク

80歳のおばあちゃんが下着屋を起業!「マルタのやさしい刺繍」スイス映画の感想

予告を見て気になっていたマルタのやさしい刺繍を見てみました。

マルタはスイスの田舎に住む80歳のおばあさん

夫が亡くなり、自分も死にたいと思う日々から、昔に下着屋を開業したかったことを思い出し、仲間の力を借りてオープンさせる、、、というお話。

マルタが元気になっていくサマや、それに影響を受けるかのように仲間のおばあちゃんも新しいことに挑戦していく姿は見ていて愉快です。

しばしば「老い」は悲しいものとして描かれがちですが、この映画は全く違います!


マルタのやさしい刺繍 [DVD]
80歳のおばあちゃん、マルタの夢は、自分でデザインして刺繍をしたランジェリーのお店をオープンさせることだった!
遅咲きの乙女たちが繰り広げる、ハートフルでチャーミングな物語に、みんな勇気を貰えるはず。

あと、この映画の良さは絵本のような夢物語の映画だということ。

もしもこの映画がハリウッド化されたら、利益を得て金持ちになる、というところまで描かれそう。

このお話は、マルタの再生の物語であって、金持ちになることを描きたいわけでは無いんですね。

細かい部分は省いて、ポイントにスポットライトを当てることで、とっても軽快なストーリーとなっています。


マルタの住むスイスの田舎はとても保守的で、周囲が変ることを嫌うという設定は、応援してくれる人ばかりじゃないのはどこの世界にでもあるんだなぁと思います。

それでも中には助けてくれる人がいて、マルタは勇気づけられます。

そんなところも見ていて心が温まります。


マリーゴールド・ホテルで会いましょう [DVD]
アカデミー賞(R)受賞作『恋におちたシェイクスピア』の監督が贈る、
人生を豊かに変えるヒントがいっぱいの感動作!
映画の言葉“喜びは失望を振り払って手に入れる"