BOSE QC15とQC20iを合わせて使ってみた件について（感想）

BOSE QC15が修理から戻って来たので
BOSE QC20iと同時に使用したらどうなるか実験してみた。
これが思ってた以上にNC性能が上がって驚いた。

【国内正規流通品】BOSE QuietComfort15 ノイズキャンセリング・ヘッドホン (スタンダードオーディオケーブルおよびApple製品専用マイク/リモコン付きオーディオケーブル付属) QuietComfort15-S
QuietComfort15 は、周囲の騒音を大幅に低減して、かつてない静寂空間で聴きたい音だけをクリアに再生する、アラウンドイヤータイプのノイズキャンセリング・ヘッドホン。騒がしい場所での音楽鑑賞はもちろん、長時間の移動による疲労軽減にも効果を発揮する。また、スタンダードオーディオケーブルに加えて、Apple製品専用のマイク／リモコン付きオーディオケーブルを付属。iPhoneやiPadなど対応するApple製品の音量調整や音楽再生、音声アプリケーション、通話切替などの操作を手軽に行うことができる。

通勤電車で使ってみたのだが、BOSE QC15が75%ノイズをカットだとすると
BOSE QC20iはキャンセルする音の種類も違うので85%カット。
合わせて使うと90〜95%カットと言える。

まあなんとなく理屈は分からなくもない。
ただでさえNC性能の高いBOSE QC20iをアラウンドイヤーのBOSE QC15で覆ってしまうのだから。
覆うことでBOSE QC15で通常キャンセルされない音は若干こもった音になる。
普段はBOSE QC20iでキャンセルされないような音でもこもった音になれば、
キャンセル対象の音域に変わるのである。

【国内正規流通品】BOSE QuietComfort20i ノイズキャンセリング・ヘッドホン（インイヤータイプ）
Bose QuietComfort20i には、騒音を低減しながらも周囲の音が聞き取りやすい状態を創り出す「Awareモード」を搭載。マイク付きリモコン部分のボタンを押せば、通常のノイズキャンセリングモードから「Awareモード」へ切り替わります。すると、音楽が再生されたまま、不快な騒音だけが抑えられ、周囲の必要な音を同時に聞き取ることができます。

ちなみに
BOSE QC15は低音域をキャンセルする。
QC20iは低音域とほんの少しの中音域をキャンセルしてくれる。
合わせて使用するとそのどちらもがグンとキャンセルレベルが上がるのである。

電車内なのにかなりの静寂が訪れてくれたので、
普段ならvol.3〜4で聴いてる音楽がvol.1〜2で済むレベルである。
これって耳に超優しいのでは？
ただでさえ通常のヘッドホンやイヤホンよりも小さいvol.で
聴くことが出来るNCヘッドホンやイヤホンが更に小さいvol.で済むようになってしまった。
難聴防止にもってこいではないか。

これはちょっと癖になりそうな静寂です。
もしかしてBOSE QC25ってアラウンドイヤーなのにNC性能がQC20iと同等ってことは
今回試したBOSE QC15＋BOSE QC20i＝BOSE QC25なのではという数式が成り立つのでは？
だとすればBOSE QC25のNC性能が尋常じゃあないっているレビューも
あながち嘘ではないのかもしれない。
やはり物には数値だけでは測れない何かというか実際に
現場で使ってみないと分からない何かがあるのかもしれない。

【国内正規流通品】Bose QuietComfort25 ノイズキャンセリング・ヘッドホン（アラウンドイヤータイプ）ブラック
QC25には、ボーズ最新の音響テクノロジーが結集されています。独自のポート構造により豊かな低音再生を可能にする「TriPortテクノロジー」、ヘッドホンのリスニングに最適な音質補正を行う「アクティブ・イコライザー」、ヒスノイズを最小限にした独自のノイズキャンセリング回路。これら長年の研究による独自技術をさらに進化させ惜しみなく投入することで、従来を凌ぐ明瞭かつパワフルなサウンドを実現しています。