大ヒットした「ゼログラビティ」
サンドラブロックは前金20億円と、興行収入の10%を受け取る契約をしたため、70億円以上の収入を受け取ったとか。
70億円って!!
はじめはサンドラブロックが主演する予定は無く、アンジェリーナジョリーとナタリーポートマンがオファーされていたそうだけど、どちらもスケジュールが合わなかったそう。
でも結果はサンドラブロックでよかったのでは無いかな。
宇宙飛行士はやっぱりどこかたくましさが感じられないと!
シガニーウィーバーのようにね。
ゼロ・グラビティ(字幕版)
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地表から60 万メートル上空。すべてが完璧な世界。そこで、誰もが予測しなかった突発事故が発生。
スペース・シャトルは大破し、船外でミッション遂行中のメディカル・エンジニアのライアン・ストーン博士(サンドラ・ブロック)と、
ベテラン宇宙飛行士マット・コワルスキー(ジョージ・クルーニー)は、宇宙の無重力空間=ゼロ・グラビティに突如放り出されてしまう。<第86回アカデミー賞 最多7部門受賞! >
監督賞 撮影賞 編集賞 音響編集賞 録音賞 作曲賞 視覚効果賞
初期の予告しか見たことが無かったので、宇宙に放り出された主人公がどうなちゃうの?これって映画になるの?と不思議に思っていましたが、見て納得。
映像は臨場感があって、宇宙旅行になんて行きたくなくなっちゃうね、というくらいドキドキするんですけど、どこか遊園地のアトラクションのような雰囲気もあり最初から最後まで楽しむことが出来ました。
本当にふわふわしていて、宇宙で撮影したみたい。
カメラワークがすごいので酔いそうになるところはちょっと困ったけれど。
でも、見てよかったなぁと思います。
ちょっとスピリチュアルなシーンもあったりして、それがこの映画の面白いところだと思いました。
こんなに科学的な環境で、そんな体験をするアイディアがハリウッドにもあるのだなぁ、と驚きました。
それから、地球の無線を傍受して聞こえる犬の声のシーン。
それは宇宙開発の実験のため、ソビエト連邦の 宇宙船に乗って地球外へ行った「ライカ犬」を彷彿とさせます。
1957年11月3日、スプートニク2号に乗って、地球で生まれた生物として初めて軌道飛行を行きましたが、再突入装置はなく、はじめから帰り道の無い旅で、ライカ犬は孤独に宇宙で死ななければなりませんでした。
主人公の行く末を暗示するような演出です。
中には主人公の行動を理解できないシーンもありましたが、ま、それは追々解いていくことにして、本当に楽しめる映画でした。
映画.com ニュースのサンドラブロックのインタビューによると、「人生はいかに大切か。1日1日を無駄にしてはいけないんだと(役を通して)気づいたの。大切な人に『愛しているよ』と伝えるべきだとかね」と改めて自覚したと言います。
危機的な状況に置かれて、はじめて気がつくことがあるのかもしれません。
実際に体験することは遠慮したいけど、映画なら疑似体験できますよね。
あきらめたらそれまで、そう感じた映画でした。
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サンドラブロックは2001年9月11日の同時テロ襲撃が起こったとき、世界貿易センターから12ブロックのソーホー・グランド・ホテルに滞在していた経験を持つ。
そんな彼女が演じる感動作品