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わたしのマトカ・片桐はいり


片桐はいりさんをはじめてテレビのCMで拝見した時、そのインパクトはすごかった!

とても個性的で不思議な存在感がある。

そんな片桐はいりさんが、フィンランドであのかもめ食堂の撮影で訪れた時のプラベートな部分をエッセイにしたのがわたしのマトカ (幻冬舎文庫)です。

マトカとはフィンランド語で「旅」のことらしく、まるで人名のような言葉の響きがかわいいなぁ。


わたしのマトカ (幻冬舎文庫)
北欧の国で出会ったのは薔薇色の頬をした温かい人たちだった。旅にまつわる名エッセイ。

片桐はいりさんは、意外と男前な性格らしく、ひとりであちこちに行く。

まるで自分がフィンランドの公共交通手段を使ってあちこちに行った気分にもなれるくらい、親しみのある冒険話が読んでていて楽しいです!

そのお話の中に「弟がグアマテラに住んでいる」という一文に「えええ!」と驚いたのだけど、調べたらグアテマラの弟というエッセイも出されてました。

こちらも早速読んで見なくちゃ!

北欧にそこまで興味は無かったのだけれど、エッセイを読んで、フィンランド人に興味を持ちました。

オーバーリアクションの無い外国人、という存在は新鮮に思えました。


グアテマラの弟 (幻冬舎文庫)
グアテマラの古都・アンティグアに家と仕事と家族を見つけた年子の弟。ある夏、姉は十三年ぶりに弟一家を訪ねる旅に出た。まばゆい太陽とラテンの文化で、どんどん心身がほぐれていく。そして陽気に逞しく暮らす人たちと過ごすうち心に浮かんだのは、外国を知らずに逝った父、家事にあけくれ続ける母のことだった。旅と家族をめぐる名エッセイ。