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ちっともロマンチックじゃなくて、大根食べるシーンでは凄味に引いちゃう「風と共に去りぬ」


名作風と共に去りぬを初めて見ました。

イメージから勝手にロマンチックな映画かと思っていたのですが、全然違う。

主人公のスカーレットオハラがすごい。

そのバイタリティはどこからくるのか!?と思うほど生命力に溢れた女性だ。

ラピュタに出てくるマ=ドーラの若い頃はこんな感じだったのではないかと思う。


【初回生産限定スペシャル・パッケージ】風と共に去りぬ [Blu-ray]
39年度アカデミー賞で10部門を独占した、ビビアン・リー主演のラブロマンス。
南北戦争前後のアトランタを舞台に、スカーレット・オハラの半生を描く。“ワーナー・ブラザース90周年記念 初回生産限定スペシャル・パッケージ”。

スカーレットオハラを好きになれないという人もいるのはわかるが、一生懸命に生きるということはこういうことなのだ、とも思い知ることができる。

激動の時代、彼女のような女性で無ければ乗り切れないと思う場面がたくさん出てくる。

でも、残念ながらスカーレットは女性として幸せになれなかった。

それはスカーレットのせいなのだろうか?

スカーレットの性格にもともと問題があったとしても、南北戦争が無ければあれほどまでに厳しい性格にならなかったのではないだろうか。

頼れるはずだった父は廃人と化し、頼れる人もおらず、あの時代に女性だけで切り盛りすることは、とてつもなく大変だったはずである。

また、レット・バトラーと3度目の結婚をし、新婚旅行に行った際に悪夢で目が覚める場面があり、スカーレットが南北戦争で受けた傷がどれほど深いものだったかうかがえる。

もしもスカーレットが今の時代を生きたなら、もっと活き活きと人生を楽しみ、起業家として成功するタイプのように思う。


自分のために生きる勇気
「このままでいいのかなあ」と思いつつも、行動に踏み切れない人。
どこかに抱えているもやもやした思いや、諦めきれない「やりたいこと」がある人。
自分に嘘をついて生きていきたくない人。
自分の心の弱さに嫌気がさしている人。
そんな方に読んでいただきたい一冊です。