パリ流 谷さんの週末DIY - オルネ ド フォイユ店主に学ぶ、フレンチスタイルの家づくり -を読みました。
フランスアンティークショップ「オルネ ド フォイユ」は、、、知りませんでした。
本の題名の「パリ流」「谷さん」「週末DIY」そのままの言葉に惹かれて読んでみたのです。
谷さんには思い描くビジョンがあって、それに近づくようにDIYをされていて、お洒落な内装に仕上がっています。
アンティーク風や、退廃的なイメージが好きな方にはとっても参考になりますし、瓶に貼る用のラベルや壁紙の模様などもオマケとして本に収録されているので、それらをコピーするだけですぐに真似することができる仕様なのも親切だと思います。
パリで住んだ家、帰国して済んだ賃貸の家、など経過を追ってそれぞれのDIYが紹介されています。
賃貸では引っ越しの際の原状回復を気にして釘もなかなか打てなかった経験から「賃貸でもできるDIYアイディア」というのがいくつか紹介されていて、賃貸の方でなくても真似してみようかなと思うアイディアです。
本当に些細なことなんですが、掲載されている写真を見ると、こんな感じに変わるならやってみようかなぁ、と思わされます。
パリ流 谷さんの週末DIY - オルネ ド フォイユ店主に学ぶ、フレンチスタイルの家づくり -
東京・青山にある大人気のフランスアンティークショップ「オルネ ド フォイユ」が提案する、
おうちがもっと好きになるフレンチスタイルのDIYアイデア集。
ちょっとの工夫でできる棚や壁のハンドメイドアレンジから
リビング、キッチン、子供部屋まで本場パリ仕込みの
オルネ流スタイリングの秘訣を紹介します。
後半になりますと、実際にお店をどのようにDIYしたのかが紹介されています。
「オルネ ド フォイユ」みたいな内装にしたい!と思ってる方に大きなヒントになると思いますし、パリのような雰囲気にあこがれている方にも刺激的な内容になっていると思います。
またお店を開業される方の参考になるとも思いました。
こういう意図があって、こういう内装にしている、、、、そういう話ってなかなか聞けるものではありません。
私がいちばん興味を引いたのは和室を改造して「バッグのアトリエ」にするP106です。
足場板を利用した例はいくつか知っていて、足場板を床に使用するのもよくあることですが、そこにモルタルで固めるという発想に驚きました。(よくあるのかな?)
足場板は店舗用が主なので素足で歩ける状態では無いことから、その表面を滑らかにする方法が書いてあったのですが、写真では素敵な空間に見えて実際にやってみたいものの、床にモルタルって素足で暮らす場合に何か支障はないのだろうかと気になりました。(この場合はアトリエなので、生活するとは違う空間だしなぁ)
あと、個人的に気になったのは「猫」の存在。
猫がくつろいでいる写真があるわけですよ。
DIYしている間、猫はどうしていたのだろうか、気になるんですね。
我が家はすごく嫌がる傾向にあってストレスになるよう。
特に問題の無い猫ちゃんだったのかもしれませんが、写真を掲載するならペットがいるDIYの工夫があれば記載して欲しかったなぁと思ったのでした。
パリから材料を買いつけていらっしゃったりするので、同じようにしようと思うとお金が大変かかりそうに見えますが、これくらい思い切ったDIYを見ると、ごっそり大胆にやってしまったほうが調和のとれたいい空間が生まれるのだなと感じました。
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