防水セメントを使って側溝をDIY(自分で修理)しました【DIY初心者】
自宅脇の古い側溝の底と側面に穴ができていて修理を考えることに。
業者さんに側溝の修理を相談しましたが、気乗りしなかったのかうやむやにされてしまいました。
不思議に思っていたのですが、側溝の修理の仕事はゴソと呼ばれ頼まれてもやりたくない仕事なのだとわかりました。
業者に修理をお願いするなら、古い側溝を撤去してから新しく同じサイズのU字構を入れ替えるなら引き受けてくれるようです。
でもそれだと修理費が高くなるので、側溝を防水セメントでDIY修理することにしました。
購入したのは家庭化学 インスタントセメント 10kgと、家庭化学 防水セメント 10kgです。
2㎏と4㎏もあります。
追記 家庭化学 水中モルタル グレーというのも発売されていました。
それと、家庭化学 インスタントセメント 10kgも購入しました。
追記
速乾セメント10kgも販売されていました。
溝に水が流れる可能性がある場合は、速乾セメントを使用すると安心です。
U字構の接合部分を簡単に直したいだけなら補修粘土もあります。
◆側溝をDIY修理する手順・方法・準備について
まず家庭化学 インスタントセメント 10kgを下地にして、上から家庭化学 防水セメント 10kgを重ね塗りする方法が一般的なことがわかりました。
普通のセメントのほうが費用が安く済みますから、防水セメントと普通のセメントの2種類のセメントを併用するのがおすすめです。
合計20kgは重いので、Amazonで注文しました。
これは他の方達のDIY体験談を読んで「重かったので配達してもらったほうが良かった」とあって、なるほど玄関まで運んでもらうほうがラクだなと思って参考にしました。
箱に入って到着。
ホームセンターと見比べましたが、価格はさほど変わらないのに自宅にまで届けてもらえて大変便利でした。
想像よりもセメントって重いですね!
玄関まで運んでもらって正解でした。
20kgもいるか?と悩みましたが、セメントは多めに見積もってちょうどいいくらいだと、他のDIYブログで学びました。
ちょっとした範囲を塗るのにも、意外とすぐに無くなって足りなくなるのです。
他の方のDIYブログで「セメントが足りなくなったので追加購入しました」と書いてる人が多い!!
というかほとんど全員が「不足した」とあったので、DIY初心者あるあるだと思います。
セメントが不足すると、当然作業が中断してしまうので時間が大幅にロスします。
セメントはコテを使って塗っていきます。
いろんな左官ゴテ(こて)がありますが、先が三角になっているタイプのほうが細かいところの作業がしやすいと思います。◆側溝をDIYするときの注意
側溝は午前中に水が溜まり午後に引く、という感じで乾くことがありませんでした。
水をせき止めるつもりでしたが無理なことがわかり、水が引いた頃にDIY実行。
水分が残っているところはAmazonに同梱されてきた大量の紙で吸い取り、スコップで泥などを避けてから塗り始めました。
本当は側溝を洗浄してからセメントを塗ったり、さらにセメントを塗る前に下塗りシーラーを塗るとセメントの接着が強くなり良いそうなのですが、昔の側溝で汚れすぎて乾くことがなく無理だったのであきらめました。
沢山セメントを混ぜるならトロ舟があると便利です。
塗り始めてみると、家庭化学 防水セメント 10kgを2つ買えばよかったと後悔することになりました。
水分量の多い場所での家庭化学 インスタントセメント 10kgは、水を少な目に仕上げてもゆるく、塗りにくかったのです。
それに硬化も鈍いようで、水がせき止められないとわかった今、次回に水がやってくるまで乾くか心配になってきました。
急遽、家庭化学 防水セメント 10kgで一度塗りをすることに。
あんなに綿密に計画したのに!
DIYを実行してみてはじめてわかることもありますから仕方ありません。
家庭化学 防水セメント 10kgは最初の水と混ぜる工程で、混ざりにくいのでちょっと大変です。
私は100円均一でバケツを買ってきて、4kgづつセメントを作りながら塗っていきました。
「セメントを作ってから15分程度で使い切ってください」とあるので、4kgくらいづつが混ぜやすくて、使い切りに丁度良いかと思います。
結局、二度塗りをする前にセメントを12kg使用しました。
二度塗り残りのセメント8㎏は余裕で使うでしょう。
やはりセメントは多いかな?と思うくらい購入しておくのがおすすめです。
とりあえず1度塗りはこれで終了。
手早くしたつもりでしたが、2時間はかかったと思います。
乾燥させることを考えて、日照時間を考慮しながらDIYをはじめるのがおすすめです。
できれば午前中から作業をはじめるのがおすすめです。
セメントが足りなくなったらホームセンターへ買いに走れますしね。
夏なら夕方から作業しても翌朝には乾いていると思います。
DIY二度塗りへ続きます→★
追記(2023年3月) このDIYで現在も問題なく溝は使用できています。