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あつあつを召し上がれ 小川糸


装画が素敵だなーと思ったら、小川糸さんのあつあつを召し上がれという小説でした。

小川糸さんは食堂かたつむりで有名ですよね。

こちらの小説の帯には「一緒にご飯を食べる、その時間さえあれば悲しいことも乗り越えられる」とあります。

そうかー、悲しいことが出てくるんだな。。。

題名からするとおいしそうな心温まりそうな気がしたんですけど、ちょっと違うようです。

どうしようかな、と思ったんですが装画に惹かれたので読んでみました。


あつあつを召し上がれ
一緒にご飯を食べる、その時間さえあれば、悲しいことも乗り越えられる―幸福な食卓、運命の料理とのふいの出会いを描き、深い感動を誘う、7つの物語。

長編が短くまとめられたような、さらりとした小説でした。

いろんなものが要約されてしまっている感じ。

帯の言葉にも、疑問が沸きます。

読み終わった後にひとつくらい食べたくなるものがあるかな、と思ったのですが、ありませんでした。

そう言えば、台風がすごかったんですが、「意外と古い 『今日は台風だからコロッケな!』 の由来とは」という記事を読んで、なるほどなぁ、と思いました。

コロッケって手軽でありがなら、意外と揚げたてって手に入らない。

(おいしい店が近くにある人がうらやましい)

そして、コロッケって、聞くだけで食べたくなる魅力がある!

この小説にコロッケ出てきたんですが、違うんだなぁ、そういうことじゃないんだよ、って感じました。


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