こんなの誰かが持ってきてくれたらうれしい。。。
持ち寄りパーティーに呼ばれても、何を作って持っていけばいいのか?
しかも、どうやって持って行ったらいいか、そのラッピング法までこの本は伝授してくれます。
例えば空き箱をリサイクルした容器は、なるほど、と思うようなポイントが記されていて実践しやすいです。
空き箱であれば、食べ終わった後、ゴミとして捨てることもできるし、もしも残ったとしても、誰か気に入った人に持たせてあげることができますもんね。
また、どうしても温めて食べたいモノの場合は、直火にかけられる容器の紹介まであります。
相手に手間をかけさせないアドバイスも必読。
私はラッピングや相手に迷惑をかけないことへのアドバイスが非常に参考になりました。
お料理上手と思われる 持ちより&さし入れレシピ
著者の馬場さんはご主人の海外転勤に10年におよぶ滞米生活を通じて、
現地のホームパーティに触れてきました。
その経験を活かした日本にあった本当に使える、持ちより&さし入れレシピ集です。
料理としてはベーシックなものが多いように思いました。
それはきっと「誰もが好む」傾向にある料理をチョイスしているからでしょうね。
そういう意味では、料理が得意な人にはちょっと物足りないレシピかもしれません。
私が個人的に「おっ」と思ったのは、フランスパンの中身をくりぬいて、そこにポテトサラダを詰め込んだサンドイッチ。
普通にパンの間に挟んで出すより、パーティーらしい料理だと思いました。
くりぬいたパン部分の利用法もちゃんとアドバイスがあるのも親切。
人気本のようで「お料理上手と思われる 持ちより&さし入れレシピ2 大人気の和洋中メニュー」が2013年9月に発売されたばかりです。
お料理上手と思われる 持ちより&さし入れレシピ2 大人気の和洋中メニュー
クリスマス、お正月など、季節のイベントにぴったりの、冷めてもおいしい持ちよりレシピをご紹介。一年間の季節のイベントや子育て行事にも対応できる「持ちより」決定版の和洋中ベストセクションです!
いつでも主役!洋食レシピ(煮込みハンバーグ/エンジェルヘアー・パスタのパエリヤ ほか)/みんなが喜ぶ!和食レシピ(和風ローストポーク/鶏のゆずジュース煮 ほか)/豪快&アットホーム中華レシピ(春餅/ポークの黒酢煮 ほか)/最後に笑顔デザート(レモンタルト/魔法のババロア・ゼリー ほか)/気持ちが伝わるさし入れ編(ふくさ寿司/ライスコロッケ ほか)
馬場香織(ババカオリ)
料理研究家。フードコーディネーター。夫の転勤に伴い渡米。シカゴ、ニューヨークで通算10年におよぶ滞米生活を通じて現地のホームパーティや各国の食文化に触れる。各国料理を学ぶかたわら、自宅で20年来料理教室を主宰。広告・CMの料理制作、食品メーカーのレシピ開発などでも活躍。自身の経験から生まれた日々のおかずやもてなし料理の数々は、実用的で美味しいと大好評を得ている