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超大河原邦男展(おおかわらくにお) 兵庫県立美術館 2013年3月23日〜5月19日迄


大河原邦男さんの展覧会が兵庫県立美術館ではじまっています。大河原邦男さんは主にアニメーション作品に登場するロボットなどをデザインするメカニカルデザインという仕事を日本において確立した、生きた伝説とも呼ぶべき存在です。


超・大河原邦男展 レジェンド・オブ・メカデザイン 展覧会図録

機動戦士ガンダム the originの22巻の最後に、大河原邦男さんと安彦良和さんの対談(完全版)が掲載されているんですが、ガッチャマンのロゴは、大河原邦男さんの作品なんですって。「新人、お前やっとけ」って感じだったそうです。今だと新人にやらしてくれなさそうな仕事ですよね。
その対談は、とても興味深いことが書いてあって、例えば「ガッチャマンのスポンサーが森永製菓さんだったから、おもちゃ向けのデザインかどうかはどうでもよかった」とか。メカデザインもおもちゃにするかどうかで変わってくるんだな、と当たり前と言えばそうなんですが、昭和のその時代からそういう流れができてたことに驚きました。

大河原邦男
あの頃のサンライズはとにかく「3」という数字にこだわっていてて。安彦さんが描いたガンキャノン、それと私が描いたオモチャっぽいガンダムを比べて、あと1個必要って。じゃあガンタンクって。

コアファイターを核にして、ガンタンクの上半身がガンダムだったり、組み合わせで選べる。そう言って、クローバーの社長を説得してるわけですが、本編でそんなシーンは一回もないわけですよ。(苦笑)

機動戦士ガンダム the originの22巻の対談はおすすめです。