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2025年日本人が月面に着陸する!?「宇宙兄弟」小山 宙哉


宇宙兄弟」を見て、まず発見だったのが「2025年」の話だということ。遠くはない未来という絶妙な時代設定が、ちょっと先の宇宙事情と現状とが交差して、知らなかったことや、夢で溢れています。

これは面白い!!大人もハマるね!!

例えば、2008年4月1日(火)から6月20日(金)にかけて独立行政法人 宇宙航空研究開発機構 JAXA(ジャクサ)が募集した宇宙飛行士候補者募集要項 に「身長158cm以上190cm以下」というものがあります。アニメは、未来の設定で身長158cm無くても試験を受けれるように改善されていました。(その理由は本編でどうぞ!)
身長制限があるなんて知らなかった!と思うのと同時に、身長が低い人も希望や夢が持てるな、と感じました。随所に「!」が散りばめられた作品で、宇宙にどんどん興味が沸いてきます。

先に述べました独立行政法人 宇宙航空研究開発機構 JAXA(ジャクサ)の存在を、私は全く知らなかったんですけど、簡潔に言えば、宇宙飛行士を宇宙にやるために全力でがんばる人達の集団で、宇宙兄弟を見て、ここで働きたい!と思う子供も増えたそうです。夢や希望を子供たちに与えているんですね。


宇宙兄弟(1) (モーニングKC)

コミックス累計1125万部突破!第35回(2011年) 講談社漫画賞受賞 著者 小山 宙哉
2006年。南波六太(12歳)と日々人(9歳)の兄弟は、偶然にも月へ向かうUFOを目撃し、その感動から、ある『約束』を交わした。そして時は流れ、2025年。勤め先をクビになって落ち込んでいた兄・六太のもとに、宇宙飛行士になった弟・日々人から運命のメールがくる。六太が思い出した、『約束』の内容とは

【感想】
1話から順に見ていて、最初は正直「ふーん」だったのですが、兄の南波六太(ナンバムッタ)が宇宙飛行士を目指しはじめてからツボにはまってしまいました!この兄が人間味に溢れたキャラで、子供みたいな部分と、社会人な部分とが見え隠れして、とっても身近に感じられますし、笑いもあります。声優さんが海外ドラマERの主人公カーターの日本語吹き替えをされた平田広明さんで、声に表情が素晴らしくあってムッタのキャラが引き立っています。このチョイスいい!

南波六太(ナンバムッタ)にようやく好感を抱いたのは、最終試験でのこと。3つのグループに分かれて試験ののぞみますが、その試験を通して、ムッタに共感したり、自分はどうするか考えさせられたりしました。また他のグループの様子との対比もあって、どうやって仲間意識が芽生えるのか、とても興味深いエピソードとなっています。疑似体験することで、子供は多くのことを学べるでしょうし、大人も新たな発見があることでしょう。特に「ピンチになったら冷静になって、解決する方法を考える」というムッタの姿勢は、先日の記事で取りあげたリーダーシップです。そう、自然にリーダーシップを学んでしまうのです。

そして、先に宇宙飛行士になっている弟、日々人(ヒビト)は2025年、日本人ではじめて月面に向かいますが、、、43話で感動!

まだまだ連載も続いていて、兄の南波六太(ナンバムッタ)がどうなっていくのか楽しみ。いやー、こんなに好きになるとは思ってませんでした。

こんなに人気があるのに周囲は誰も見たことも読んだことが無いので、さっそくおすすめしています。


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第27話~第38話収録(Blu-ray Disc 3枚組)
ジョンソン宇宙センターでの最終面接は、実はフェイクだった。受験者たちはすべての選考が終わったと思い込んでいたが…。


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小栗旬岡田将生出演。
JAXA全面協力! NASAでの大型ロケも!
本物の宇宙飛行士が出演!
アポロ11号の人類初の月面着陸において月面歩行をおこなったバズ・オルドリンが出演している。


オレの宇宙はまだまだ遠い 益田ミリ
主人公は、書店員歴10年、32歳、いつの間にか彼女いない歴6年の土田新二。
宇宙兄弟の最新号を買いに来たお客さんと、、、